URL: http://www.nik.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/readu/r031024.html
作成:田中重人 (講師)
<tsigeto(AT)nik.sal.tohoku.ac.jp>
現代日本論講読 II
「現代日本文化に関する論文講読」(2003年度第2学期:6セメスタ) 3年生対象
雑誌記事索引 (国立国会図書館)
日本国内で出版された出版物は、国立国会図書館におさめなければならないことになっている。
この制度にしたがって納本された雑誌の論文・記事について、著者・標題・キーワード・年次などから検索できる。
出版からだいたい2月以内で収録されているようである。
ときどき収録されていない論文があるので、注意すること (例:『日本語学』の1994-1995年)
一般の雑誌を多数収録しているので、非学術的な内容の記事が引っかかることが多い。
MAGAZINEPLUS (日外アソシエーツ)
国立国会図書館「雑誌記事索引」にさまざまな情報をプラスしたデータベース。
東北大学キャンパス内からのみ使用可能。
Web of Science (Institute for Scientific Information: ISI)
質の高い学術雑誌のみに限定して、論文のタイトル・著者名・抄録・引用文献表を収録している。
東北大学キャンパス内からのみ利用できる。
東北大学内の所蔵
MAGAZINEPLUS を使った場合は、検索結果から所蔵状況表示にジャンプできる。
そうでない場合は、
図書館 T-LINE OPAC
(http://www.library.tohoku.ac.jp/T-LINES/opac/index.html) で検索する。
ISSN/ISBN などをひかえておいて、「詳細検索」でひくとよい。
雑誌の場合、冊子体が入っていなくても、電子化バージョンにアクセスできるケースがある。
http://www.library.tohoku.ac.jp/olj/
から探してみるとよい。
電子ジャーナルはふつうの冊子体とは利用マナーが違うので、
不正利用に関するFAQ
をよく読んでから使うこと。
特に、雑誌全体をブラウズすることは認められていない ので、注意。
他の大学図書館などの所蔵
NACSIS Webcat 検索:
http://webcat.nii.ac.jp/ (by 国立情報学研究所)。
NACSIS ID を控えておく (AN10091189 のようなやつ)
- 電子化バージョンにアクセスできれば、そのまま印刷するのが簡便
- 東北大学図書館本館にある
→借り出し (たいてい2号館にある)
- 東北大学内の研究室など
→問い合わせてみる (貸してもらえないこともある)
- 他の大学図書館など
→複写または貸借 (レファレンス・デスクで申し込む:有料)。
東北大学図書館では
オンラインでの複写・貸借申し込みサービス
も行っているので、それを利用してもよい。
文献を特定するのに必要な情報を「書誌情報」(bibliography) という:
- 著者名
- 出版年
- 論文表題
- 雑誌名
- 巻,号: 掲載ページ
- 雑誌発行元※
※雑誌発行元は通常は不要 (雑誌名だけで特定できる場合)
→
Webcat
でたしかめること。
雑誌論文の書誌情報の書きかた
著者 (出版年)「論文名」『雑誌名』巻(号),pp. 掲載ページ。
のように書く。
具体例:
竹ノ下 弘久 (2001)「滞日中国人の世帯類型と滞日をめぐる将来展望:家族を伴う滞在は、日本での「定住」を決意させるか?」『季刊家計経済研究』51, pp. 79-88。
- 雑誌に関する重要な情報は、たいてい表紙にある(まれに表紙裏にあることも)
- 複数のページ付けが共存していることがある。その場合、どれを採用するかをよく考えること。
現代日本文化に関する論文で自分の興味にあうものを日本語・英語各1本ずつさがし、
書誌情報を書いて提出。
- Peer review 制の雑誌の原著投稿論文に限定する
(Peer review 制かどうかは、「受理年月日」があるかどうか、巻末等の編集規程などで判断する)
- 来週までに現物を入手してコピーを提出 (田中のメールボックスへ)
- 今日提出したものよりいい論文をみつけたときは、そちらに変更していい
- 表紙など、書誌情報がわかる部分もコピーすること
- 複写等で時間がかかる場合は再来週まででよい
- 複写サービスの費用がかかった場合は領収書をとっておくこと
TANAKA Sigeto
(tsigeto(AT)nik.sal.tohoku.ac.jp)
Created: 2003-10-23.
Updated: 2003-10-23.
Sorry to be Japanese only (encoded in accordance with MS-Kanji: "Shift JIS").