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作成:田中重人 (講師)

比較現代日本論講読 I

「現代日本論論文講読」(2008年度第1学期) 大学院生対象
<火4>観察室 (文学部・法学部合同研究棟2F) 授業コード=LM12408

[配布資料セット (PDF形式)] (05/27 まで)

授業の概要 (予定) 06/03 現在

授業の目的

※「現代」というのは、およそ1970年以降のことと考えてください。

授業予定

  1. イントロダクション (4/15)
  2. 論文をさがす(4/22〜5/13)
  3. プレゼンテーション資料の作成方法 (5/20〜5/27)
  4. 各論文の報告 (6/3〜7/15)
※ プレゼンテーションは録画しておき、担当が一巡 (6/17) したところで見直して反省する機会を持ちます。

成績評価について

教科書

次回までに入手し、読んでおいてください (宿題参照)。 なお、図書館オリエンテーションに参加しておくこと (参加すると1冊もらえます)。

参考書

授業中に使うわけではありませんが、プレゼンテーションをおこなう際の参考になるはずです。 生協 (文系書籍部) に入荷している (はず) ので、各自で購入して読んでおいてください。

その他の参考文献


各論文の報告

ひとつの論文について、つぎの4つの観点から報告をしてもらいます。
  1. 鍵概念の抽出 (scanning)
  2. 構造の抽出 (skimming)
  3. 図表の解説
  4. ロジックの抽出 (結論とその根拠)
これらをひとりずつで分担して、計4人でひとつの論文を担当します

ひとりの報告は10分で、それに対する質疑の時間を20分とります。

1回の授業でふたりの報告をおこないます。 つまり1本の論文を2回にわけて検討することになります。

報告者は、配布資料 (ハンドアウト) と提示資料 (Power Point ファイル) を用意してください。

報告者以外の人も、論文を事前に読んで、質問を考えてきてください。 報告のあとの質疑のときに手を挙げて質問するのが原則です。

「司会」役も受講者にお願いするかもしれません(状況による)。


宿題

  1. 教科書をよんでおくこと:
  2. 自分が読みたい論文のテーマと、それをさがすのに必要なキーワードを考えておく

講読論文

6/3 - 6/10
小川治子 (1995)「感謝とわびの定式表現: 母語話者の使用実態の調査からの分析」『日本語教育』85, pp. 38-52.
6/24 - 7/1
Ono, Y., Tanaka E., Oyama, H., Toyokawa, K., Koizumi, T., Shinohe, K., Satoh, K., Nishizuka, E., Kominato, H., Nakamura, K., and Yoshimura, K. (2001) "Epidemiology of suicidal ideation and help-seeking behaviors among the elderly in Japan." Psychiatry and clinical neurosciences. 55, pp. 605-610.
7/8 - 7/15
Chen, H., Yamauchi, T., Tamaoka K., and Vaid, J. (2007) "Homophonic and semantic priming of Japanese kanji words: A time course study." Psychonomic bulletin and review. 14, pp. 64-69.

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