URL: http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/statg/
作成:田中重人 (准教授)
比較現代日本論研究演習I
大学院生対象:2010年度前期
<木2>コンピュータ実習室 (文学部本館7F 711-2)
[配布資料セット (PDF形式)]
『講義概要』記載内容
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講義題目:統計分析入門
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到達目標: (1) 統計分析の基礎を理解する; (2) 実際にデータ分析をできるようになる
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授業内容:意識調査・テスト・実験などのデータはどのように分析すればいいでしょうか。この授業では、データの特徴を要約する記述統計の手法を中心に、統計分析の基礎を学びます。統計解析パッケージを使ってデータ分析の実習を毎回おこないます。
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テキスト:吉田寿夫、1998『本当にわかりやすいすごく大切なことが書いてあるごく初歩の統計の本』北大路書房。
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成績評価の方法:各回の授業中の課題 (50%)、中間試験 (20%)、期末レポート (30%) を合計して評価する。
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その他:実習室で使用できるコンピュータ台数が限られているため、受講人数を制限することがある。
授業の概要 (予定)
目次
- イントロダクション (4/15)
- 統計分析の基礎 (4/22)
- SPSS入門・データ配布 (5/6)
- 度数分布とクロス表 (5/13〜6/3)
- 中間試験 (6/10)
- 平均値の比較 (6/17〜7/15)
- 予備日 (7/23)
- 期末レポート (8月上旬提出)
- ※
()内の日付は、学期前のおおよその計画をあらわしているが、 実際の授業の進行状況によって前後にずれることがある。
修士論文等で質問紙調査を予定している者は、2学期開講の
も受講することがのぞましい。
1. イントロダクション
- 授業の概要・スケジュール・評価方法
- 部屋とコンピュータの使いかた
- 模擬データ入力実習
2. 統計分析の基礎
- 記述統計と推測統計
- SPSSの起動
- データ行列 (データセット) とは
- その他のソフトウエアについて
3. SPSS入門・データ配布
- データの配布と説明
- データの種類
- SPSSコマンド・シンタックス
- メニューによるシンタックス作成
- 変数値の再割り当て
- 標本調査とは
4. 記述統計 (1): 度数分布とクロス表
4.1. 度数分布表
- frequencies コマンド
- 相対度数 (パーセンテージ)
- 棒グラフ
- ヒストグラム・度数ポリゴン
- Excel で整形, グラフ作成
4.2. クロス表
- 度数分布表のグループ化
- クロス表表記
- 行と列の%
- 周辺度数 (marginal distribution)
- crosstabs コマンドとそのオプション
4.3. 無関連状態と期待度数
- Φ係数
- 期待度数・残差・連関係数
- クロス表とグラフの書きかた
5. 中間試験
6. 記述統計 (2): 平均値の比較
6.1. 平均と分散
- データの種類:復習
- 平均値
- 分散と標準偏差
- 分布と外れ値
- ノンパラメトリックな代表値 (中央値と四分位偏差)
6.2. 平均値の層別比較
- 平均の差と差の平均
- 層別平均
- エフェクト・サイズ
- 相関比から分散分析へ
- 公表に際してなにを書くべきか
TANAKA Sigeto
<http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/officej.html>
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- 2010-04-15:Created
- 2010-04-22:Minor corrections
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