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作成:田中重人 (講師)
現代日本論演習
3年生対象:2009年度前期 (5セメスター:授業コード=L52407)
<火4>コンピュータ実習室 (文学部本館7F 711-2)
[配布資料セット (PDF形式)] (4/21 配布分まで)
『講義概要』p. 163 記載内容
◆授業内容:意識調査・テスト・実験などのデータはどのように分析すればいいでしょうか。この授業では、小規模の標本調査を念頭において、統計分析の基礎的な手法を学びます。これまで統計的な分析をおこなったことのない人を対象に、初歩から講義します。同時に、コンピュータを実際に使って、毎回データ分析の実習をおこないます。
◇成績評価の方法:各回の授業中の課題 (50%)、中間試験 (20%)、期末レポート (30%) を合計して評価する。
◇テキスト:吉田寿夫 (1998)『本当にわかりやすいすごく大切なことが書いてあるごく初歩の統計の本』北大路書房。
卒業論文等で質問紙調査を予定している者は、
6セメスタ開講の「現代日本論演習:質問紙法の基礎」(水2) および
「現代日本論演習:応用統計分析」(木2:大学院と合同)
も受講することがのぞましい。
授業の概要 (予定) 4/21 現在
目次
- イントロダクション (4/14)
- SPSS入門 (4/21)
- 統計分析の基礎 (4/28)
- 記述統計(1): 度数分布とクロス表 (5/19〜6/2)
- 中間試験 (6/9)
- 記述統計(2): 平均値の比較 (6/16〜6/30)
- 推測統計 (7/7〜7/21)
- 期末レポート (8月中旬提出)
※()内の日付は、学期前のおおよその計画をあらわしているが、
実際の授業の進行状況によって前後にずれることがある。
- この授業の概要・スケジュール・評価方法
- 部屋とコンピュータの使いかた
- SPSSの起動
- データ行列 (データセット)
- 模擬データ入力実習
- データの配布
- SPSSの概要
- SPSSコマンド・シンタックス
- メニューによるシンタックス作成
- 変数値の再割り当て
- 他のソフトウエアについて (電卓, Excel, Word?)
- 印刷
- frequencies コマンド
- 相対度数 (パーセンテージ)
- 棒グラフ・ヒストグラム・度数ポリゴン
- Excel で整形, グラフ作成
- 度数分布表のグループ化
- クロス表表記
- 行と列の%
- 周辺度数 (marginal distribution)
- crosstabs コマンドとそのオプション
- Φ係数
- 期待度数・残差・連関係数
- クロス表とグラフの書きかた
- データの種類:復習
- 順序尺度と間隔尺度の変換
- 平均値
- 分散と標準偏差
- 分布と外れ値
- 層別平均
- エフェクト・サイズ
- 相関比から分散分析へ
- 表とグラフの書きかた
- データの記述と誤差の評価
- 標本抽出の4段階モデル
- 無作為抽出
- 非標本誤差
- 標本誤差の統計的推測
- 平均値の点推定
- 区間推定とt分布
- 平均値の差の区間推定
- エフェクトサイズ・相関比と区間推定
- 区間推定の簡易表記としての有意水準
- 平均値の差のt検定
- 連関係数のχ2検定
- 分散分析とF検定
- 検定結果の表記
出口
過去の授業:
今年度の授業:
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