URL: http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/readg/
作成:田中重人 (准教授)
比較現代日本論講読I
「現代日本論論文講読」大学院生対象:2011年度後期(授業コード=LM22404)
<火4>授業観察室 (文学部・法学部合同研究棟2F)
[配布資料セット (PDF形式)]
授業の概要 (予定) 12/24 現在
授業の目的
- 論文の探しかたを習得する
- 論文の読みかたを習得する
- プレゼンテーションの方法を習得する
(Microsoft Powerpoint を使用)
- 現代日本文化についての知識を深める
※「現代」というのは、およそ1970年以降のことと考えてください。
授業予定
- イントロダクション (10/4)
- 論文をさがす(10/11〜18)
- プレゼンテーション資料の作成方法 (10/26)
- 論文の読みかた (11/1〜8)
- プレゼンテーションの実際 (11/15)
- 各論文の報告 (11/22〜1/17)
※ プレゼンテーションは録画します。各自で見て、反省の材料にしてください。担当が一巡したところで、全員で見直す機会を持ちます。
※ 受講人数によって、予定を変更する場合があります。
成績評価について
- 授業中の課題 (30%)、報告 (40%)、質疑応答 (30%)によります。
教科書
- 東北大学附属図書館 (2010)『東北大学生のための情報探索の基礎知識 基本編2010』 。
- 東北大学附属図書館 (2007)『東北大学生のための情報探索の基礎知識 人文社会科学編』。
『基本編』を附属図書館メインカウンターで入手しておくこと。
なお、図書館オリエンテーションに参加しておくことがのぞましい (参加すると1冊もらえます)。
『人文社会科学編』は在庫切れのため、入手できません。
オンライン版が
http://tul.library.tohoku.ac.jp/modules/supp/index.php?cat_id=3
から入手できるので、そちらを使ってください。
参考書
- 諏訪邦夫 (1995)『発表の技法』(ブルーバックス) 講談社。
授業中に使うわけではありませんが、プレゼンテーションをおこなう際の参考になるはずです。
生協 (文系書籍部) に入荷しているので、各自で購入して読んでおいてください。
その他の参考文献
各論文の報告
ひとつの論文について、つぎの4つの観点から報告をしてもらいます。
- 鍵概念の抽出 (scanning)
- 構造の抽出 (skimming)
- 図表の解説
- ロジックの抽出 (結論とその根拠)
これらをひとりずつで分担して、計4人でひとつの論文を担当します
ひとりの報告は10分で、それに対する質疑の時間を20分とります。
1回の授業でふたりの報告をおこないます。
つまり1本の論文を2回にわけて検討することになります。
報告者は、配布資料 (ハンドアウト) と提示資料 (PowerPoint ファイル) を用意してください。
- 配布資料は人数分のコピーを用意します (研究室のコピー機を使ってください)
- 提示資料は研究室ネットワークの授業用フォルダ内にあらかじめコピーしておいてください
- 10分におさまるように事前に練習をしておいてください
報告者以外の人も、論文を事前に読んで、質問を考えてきてください。
報告のあとの質疑のときに手を挙げて質問するのが原則です。
「司会役」も受講者にお願いするかもしれません (未定)。
第2回 (10/11) までの宿題
- 教科書を読んでおくこと:
- 基本編: 2.3節 (pp. 19-32), 3.1-3.4節 (pp. 40-69), 4章 (pp. 88-116)
- 人文社会科学編: 1章 (pp. 2-12), 2.2.2-2.2.3節 (pp. 27-41)
- 自分が読みたい論文のテーマと、それをさがすのに必要なキーワードを考えておく
連絡先
田中重人 (東北大学文学部日本語教育学研究室)
〒980-8576 仙台市青葉区川内27-1 文学部・法学部合同研究棟2F
WWW: http://tsigeto.blog.fc2.com/blog-category-12.html
オフィス・アワーは定めていないので、質問等がある場合は、あらかじめ適当な時間に予約をとること。
受講者への連絡は、基本的に、授業においてまたは文学部2F教務係前の掲示板においておこないます。
ただし、休講などで緊急を要する連絡は、田中の個人ブログ (School カテゴリの記事) に掲載することがあります。
http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/newsj.html を参照。
講読論文
- 11/22, 11/29 発表 (12/6 まとめと反省)
- 倉田久美子・松見法男 (2010)「日本語シャドーイングの認知メカニズムに関する基礎研究: 文の音韻・意味処理に及ぼす学習者の記憶容量, 文の種類, 文脈性の影響」『日本語教育』147, pp. 37-51.
- 12/13, 1/10 発表 (1/17 まとめと反省)
- Pichette, F. (2009) “Second language anxiety and distance language learning.” Foreign language annals. 42(1), pp. 77-93.
→ DOI: 10.1111/j.1944-9720.2009.01009.x
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