URL: http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/readu/
作成:田中重人 (准教授)
現代日本論基礎講読
「現代日本文化に関する論文講読」2年生対象:2011年度後期(4セメスター:授業コード=LB45102)
<金1>授業観察室 (文学部・法学部合同研究棟2F)
[配布資料セット (PDF形式)]
お知らせ
これまでの提出物を返却しています。日本語教育学専修の人は研究室の個人レターケースをみてください。それ以外の人は、田中まで連絡をお願いします。
また、授業最終日 (1/20) プレゼンテーションの人も、個人レターケースをみてください。
授業の概要
授業の目的
- 論文の探しかたを習得する
- 論文の読みかたを習得する
- プレゼンテーションの方法を習得する
(Microsoft Powerpoint を使用)
- 現代日本文化についての知識を深める
※「現代」というのは、およそ1970年以降のことと考えてください。
授業予定
- イントロダクション (10/7)
- 論文をさがす(10/14〜21)
- プレゼンテーション資料の作成方法 (10/28)
- 論文の読みかた (11/11,18)
- プレゼンテーションの実際 (11/25)
- 各論文の報告 (12/2〜1/20)
※ プレゼンテーションは録画しておいて、担当が一巡したところで、見直して反省する機会を持ちます。
※ 受講人数によって、予定を変更する場合があります。
成績評価について
- 授業中の課題 (30%)、報告 (40%)、質疑応答 (30%)によります。
教科書
- 東北大学附属図書館 (2009)『東北大学生のための情報探索の基礎知識 基本編2009』 。
- 東北大学附属図書館 (2007)『東北大学生のための情報探索の基礎知識 人文社会科学編』。
『基本編』を附属図書館メインカウンターで入手しておくこと。
なお、図書館オリエンテーションに参加しておくことがのぞましい (参加すると1冊もらえます)。
『人文社会科学編』は在庫切れのため、入手できません。
オンライン版が
http://tul.library.tohoku.ac.jp/modules/supp/index.php?cat_id=3
から入手できるので、そちらを使ってください。
参考書
- 諏訪邦夫 (1995)『発表の技法』(ブルーバックス) 講談社。
授業中に使うわけではありませんが、プレゼンテーションをおこなう際の参考になるはずです。
生協 (文系書籍部) に入荷しているので、各自で購入して読んでおいてください。
その他の参考文献
各論文の報告
ひとつの論文について、つぎの4つの観点から報告をしてもらいます。
- 鍵概念の抽出 (scanning)
- 構造の抽出 (skimming)
- 図表の解説
- ロジックの抽出 (結論とその根拠)
これらをひとりずつで分担して、計4人でひとつの論文を担当します
ひとりの報告は10分で、それに対する質疑の時間を20分とります。
1回の授業でふたりの報告をおこないます。
つまり1本の論文を2回にわけて検討することになります。
報告者は、配布資料 (ハンドアウト) と提示資料 (PowerPoint ファイル) を用意してください。
- 配布資料は人数分のコピーを用意します (研究室のコピー機を使ってください)
- 提示資料は研究室ネットワークの授業用フォルダ内にあらかじめコピーしておいてください
- 10分におさまるように事前に練習をしておいてください
報告者以外の人も、論文を事前に読んで、質問を考えてきてください。
報告のあとの質疑のときに手を挙げて質問するのが原則です。
受講者がすくないので司会は田中が担当します。
第2回 (10/14) までの宿題
- 教科書をよんでおくこと:
- 基本編: 2.3節 (pp. 19-32), 3.1-3.4節 (pp. 40-69), 4章 (pp. 88-116)
- 人文社会科学編: 1章 (pp. 2-12), 2.2.2-2.2.3節 (pp. 27-41)
- 自分が読みたい論文のテーマと、それをさがすのに必要なキーワードを考えておく
講読論文
- 12/2 - 12/9
- 石田賢示 (2011)「若年労働市場における社会ネットワークと制度的連結の影響: 社会ネットワークによるスクリーニング機能」『社会学年報』40, pp. 63-73.
- 12/16 - 1/6
- 小松史枝・近江源太郎 (2007)「季語にみられる色彩語の用法」『日本色彩学会誌』31(2), pp. 85-93.
NAID: 110007029343
- 1/13 - 1/20
- Goto, M., Kiyohara K., and Kawamura T. (2009) “Lifestyle risk factors for overweight in Japanese male college students.” Public health nutrition. 13, pp. 1575-1580.
DOI: 10.1017/S1368980009992813
プレゼンテーション後の課題
各自のプレゼンテーションの次回の授業時までに、資料とビデオを見直して、A4 用紙1 枚に反省点をまとめる。次の内容を含めること。
- 配布資料について
- 発表準備(どのような原稿やメモなどを作成したか、練習はどのようにしたか、など)
- 時間配分
- 話しかた(構成はわかりやすいか、発音は明瞭か、など)
- 提示資料とその使いかた(みやすいか、口頭での話との関連、など)
- 次回はどのような点を改善すべきか
連絡先
田中重人 (東北大学文学部日本語教育学研究室)
〒980-8576 仙台市青葉区川内27-1 文学部・法学部合同研究棟2F
E-mail: tanakas2009@sal.tohoku.ac.jp
WWW: http://tsigeto.blog.fc2.com/blog-category-6.html
オフィス・アワーは定めていないので、質問等がある場合は、あらかじめ適当な時間に予約をとること。
受講者への連絡は、基本的に、授業においてまたは文学部2F教務係前の掲示板においておこないます。
ただし、休講などで緊急を要する連絡は、田中の個人ブログ (School カテゴリの記事) に掲載することがあります。
http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/newsj.html を参照。
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