URL: http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/family/
作成:田中重人 (准教授)

現代日本論概論「現代日本における家族」

東北大学文学部 2年生対象:2012年度前期 (3セメスター:授業コード=LB35103)
<金1>133教室 (文学部棟 1F)
[配布資料セット (PDF形式)]
各回資料: [4/20] [4/27] [5/11] [5/18] [5/25] [6/1] [6/15] [6/29] [7/6] [7/13]

お知らせ

7/27 の授業を欠席した人の期末試験と課題は、研究室レターケースに入れてあります。

概要

講義題目:現代日本における家族
◆到達目標:(1) 家族研究の基礎的な概念と理論を理解する; (2) 実証的データに基づいて現代日本における家族の現状を把握する
◆授業内容・目的・方法:「家族」をめぐる問題は、さまざまな学問領域で研究対象となっています。この授業では、社会学を中心に、法学・経済学・人口学などにおける家族研究の成果を概観したうえで、現代日本社会における家族問題について考えます。 トピックとしては、親族関係の分析、家族の形態と制度、結婚と離婚、出生と育児、ライフコースからみた家族、人口変動と家族などをとりあげます。 授業においては、これらのトピックに関連したテーマを設定して、授業時間内に作文を完成させる課題を課すことがあります。また法律や統計などの資料を探索・解釈する宿題を課したり、各自の役割分担にしたがって調べたことを互いに教えあう活動をすることもあります。
◇教科書:神原文子 (ほか編)(2009)『よくわかる現代家族』ミネルヴァ書房.
◇成績評価の方法:授業中の課題と宿題 (30%)、中間試験 (35%)、期末試験 (35%) を合計して評価する。
◇その他:授業中の課題遂行のため、携帯用通信機器や電子辞書の持ち込みを推奨する。

教科書以外の参考文献

その他、授業で参照した文献

関連授業

この授業に関係がありそうな東北大学文学部/文学研究科2012年度の授業:

【学部2年】
下夷美幸: 社会学概論「家族社会学の基本問題」3セメスタ (木1)
→ 『講義概要』p.207 <http://www.sal.tohoku.ac.jp/syllabus/12/207.pdf>
【学部3年】
桑山敬己: 文化人類学各論「日本の村と家の民族誌」集中講義 (9/24-27; 履修申込は9/10まで)
→ 『講義概要』p.244 <http://www.sal.tohoku.ac.jp/syllabus/12/241.pdf>
【大学院GCOE科目】
大藤修・松崎瑠美: 日本近世・近代史特論III「Women, gender and family history」1学期・2学期 (火3)
→ 『講義概要』p.519 <http://www.sal.tohoku.ac.jp/syllabus/12/517.pdf>

授業内容

  1. イントロダクション (4/13)
  2. 親族と家族 (4/20) [I-1] [4/20 授業資料]
  3. 家族の法 (4/27, 5/11-25): 夫婦 [XI-1]、親子 [XI-3]、親族関係の解消 [XI-2]、相続 [XI-6] の4つのトピックについて、分担を決めて調べ、グループで討論 [4/27 授業資料] [5/11 授業資料] [5/18 授業資料] [5/25 授業資料]
  4. 人口と家族 (1): 人口学の考えかた (6/1) [6/1 授業資料]
  5. 中間試験 (6/8)
  6. 人口と家族 (2): 結婚と出生 (6/15) [VI-3] [6/15 授業資料]
  7. 人口と家族 (3): ライフサイクルの変化 (6/29) [III] [VI-4] [6/29 授業資料]
  8. 家族変動 (7/6) [III] [7/6 授業資料]
  9. 家族の経済学 (7/13) [7/13 授業資料]
  10. 課題再提出、期末試験 (7/20)
  11. 課題・試験返却と全体のまとめ (7/27)

※( )内の日付は、おおよその計画をあらわしているが、実際の授業の進行状況によって前後にずれることがある。
※ [ ] 内は、教科書の章番号。

受講者との連絡とフィードバック

授業時間内課題について

(第2回授業資料より)

授業の前半と後半にそれぞれ構想・執筆のための時間を設ける。授業時間内に完成させて提出すること。課題用紙は表面だけを使う。裏面には何も書いてはならない。

常体 (「である」体) で、きれいな読みやすい字で書くこと。ことばの誤用や誤字がないように注意すること。国語辞典(電子辞書でよい)を常備することがのぞましい。

下書きのための用紙は各自で用意する。ノートでもよいし、大きい紙やカードを用意してもよい。また、執筆中の推敲が必須になるので、鉛筆(またはシャープ・ペンシル)と消しゴムで書くことがのぞましい。

教科書と配布資料のほか、何でも参照してよい。ただし、何を参照したかをかならず書くこと。教科書については、参照したページを書く。

提出前にかならず誰かにみせて意見をもらうこと。意見をもらった相手と意見の内容を用紙下部の該当欄に書く。

用紙下部の「教員宛メッセージ」欄には、授業に関する感想・質問・意見、次回以降の欠席の連絡などを書く (採点対象外)。

提出された課題用紙は、採点のあと、つぎの回に返却する。修正の指示がある場合は書きなおして再提出すること。修正の指示がないばあいも、書きなおして再提出してもよい (採点結果には影響しない)。いずれの場合も、修正部分を色ペンで加筆する、あるいは書きなおし前のものと書きなおし後のものの両方を提出するなど、どこをどう直したかがわかるようにしておくこと。

欠席・早退などのために提出できなかった場合は、後日提出してもよい (減点の対象になる)。なお、用紙は http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/brd.pdf から入手できる。

学期末にすべての課題をまとめて再提出してもらうので、いったん返却された課題用紙をきちんと保管しておくこと。


連絡先

田中重人 (東北大学文学部日本語教育学研究室)

〒: 980-8576 仙台市青葉区川内27-1 文学部・法学部合同研究棟2F
Office: http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/officej.html
E-mail: tanakas2009@sal.tohoku.ac.jp
Homepage: http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/welcomej.html
Blog: http://tsigeto.blog.fc2.com

オフィス・アワーは定めていない。質問等がある場合は、あらかじめ適当な時間に予約をとること。

受講者への連絡は、基本的に、授業においてまたは文学部2F教務係前の掲示板においておこなう。ただし、休講などで緊急を要する連絡は、田中の個人ブログ (School カテゴリの記事) に掲載することがある。 http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/newsj.html を参照。


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