質問紙調査の基礎

3年生／大学院生対象：2013年度後期＜木2＞観察室 (文・法合同研究棟 2F)

『講義概要』記載内容 (教科書を新版に変更)

◆ 講義題目: 質問紙調査の理論と実践
◆ 到達目標: (1) 質問紙調査の長所と短所を把握する; (2) 質問紙調査の実際のプロセスについて、体験を通して習得する
◆ 授業内容・目的・方法: 質問紙を使った調査の方法についての講義と実習をおこないます。講義では、質問紙調査の基本的な概念と方法、仮説設定からレポート作成までの一連のプロセスについて解説します。実習では、受講者が各自の選んだ研究テーマに沿って文献収集をおこない、テーマへの理論的アプローチを検討し、質問紙を作成し、調査を実施し、その結果をレポートとして提出します。
◇ 成績評価の方法: 授業中の課題と宿題 (40％)、学期末に提出する質問紙 (30％)、調査結果に基づく口頭発表とレポート (30％) を合計して評価する。
◇ 教科書: 轟亮・杉野勇 (編)(2013)『入門・社会調査法 [第2版]』法律文化社． {ISBN:9784589034892}
◇ その他: 受講者は、1学期開講の現代日本論演習／比較現代日本論研究演習I「統計分析入門」を受講しておくことが望ましい。

イントロダクション (10/3) [第1回配布資料 PDF]
調査課題の設定 (10/10) [10/10 資料]
先行研究と既存調査の探索 (10/17,24) [10/17 資料] [10/24 資料]
対象者の選定 (10/31) [10/31 資料]
調査票の作成 (11/7, 14) 〔各自の調査企画を提出〕 [11/ 7 資料] [11/14 資料]
調査票の検討 (11/21,28) 〔これ以降、各自で調査実施〕 [11/21 資料] [11/28 資料]
データの入力と点検 (12/5) [12/ 5 資料]
調査報告書の執筆 (12/12) [12/12 資料]
調査の倫理 (12/19) [12/19 資料]
調査結果発表会 (1/9, 16) [ 1/ 9 資料] [ 1/16 資料]

講義と並行して、受講生各自の興味に基づいてそれぞれが調査をおこなう。

教科書の第1～4章の「基礎」の部分を読んでおくこと

田中重人 (東北大学文学部日本語教育学研究室)

オフィス・アワーは定めていない。質問等がある場合は、あらかじめ適当な時間に予約をとること。

受講者への連絡は、基本的に、授業においてまたは文学部2F教務係前の掲示板においておこなう。ただし、休講などで緊急を要する連絡は、田中の個人ブログ (School カテゴリの記事) に掲載することがある。 http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/newsj.html を参照。

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