URL: http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/2013/readg/
作成:田中重人 (准教授)
比較現代日本論講読I /現代日本論講読「現代日本論論文講読」
大学院生・3年生対象:2013年度後期
<火4>授業観察室 (文学部・法学部合同研究棟2F)
[配布資料セット (PDF形式)]
[第1回配布資料 (PDF形式)]
各回資料:
[10/ 8]
[10/15]
[10/22]
[10/29]
[11/ 5]
[11/12]
[11/19]
[12/24]
[ 1/21]
授業の概要
授業の目的
- 論文の探しかたを習得する
- 論文の読みかたを習得する
- プレゼンテーションの方法を習得する
(Microsoft Powerpoint を使用)
- 現代日本文化についての知識を深める
※「現代」というのは、およそ1970年以降のことと考えてください。
授業予定
- イントロダクション (10/1)
- 論文をさがす(10/8〜15)
[10/ 8 授業資料]
[10/15 授業資料]
- 論文の読みかた (10/22〜29)
[10/22 授業資料]
[10/29 授業資料]
- プレゼンテーション資料の作成方法 (11/5)
[11/ 5 授業資料]
- プレゼンテーションの実際 (11/12)
[11/12 授業資料]
- 各論文の報告 (11/19〜1/21)
[11/19 授業資料]
[12/24 授業資料]
[ 1/21 授業資料]
※ プレゼンテーションは録画します。各自で見て、反省の材料にしてください。担当が一巡したところで、全員で見直す機会を持ちます。
※ 受講人数によって、予定を変更する場合があります。
成績評価について
- 授業中の課題 (30%)、報告 (40%)、質疑応答 (30%)によります。 報告回数が2回に満たない場合には、代わりに課題を課す場合があります。
教科書
- 東北大学附属図書館 (2010)『東北大学生のための情報探索の基礎知識 基本編2010』 。
- 東北大学附属図書館 (2007)『東北大学生のための情報探索の基礎知識 人文社会科学編』。
※ 図書館ではすでに在庫切れで、入手困難です。印刷版が入手できない場合は、http://tul.library.tohoku.ac.jp/modules/supp/?cat_id=3 から、必要部分を閲覧してください。
参考書
- 佐藤望 (編) (2012)『アカデミック・スキルズ: 大学生のための知的技法入門』(第2版) 慶應義塾大学出版会.
- 諏訪邦夫 (1995)『発表の技法』(ブルーバックス) 講談社.
- 藤沢晃治 (1999)『「分かりやすい表現」の技術』(ブルーバックス) 講談社.
- 木下是雄 (1981)『理科系の作文技術』(中公新書) 中央公論新社.
- 化学同人 (1994)『若い研究者のための上手なプレゼンテーションのコツ』化学同人.
- 斉山弥生・沖田弓子 (1996)『研究発表の方法』凡人社.
授業中に使うわけではありませんが、論文を読んだりプレゼンテーションをおこなう際の参考になるはずです。
各論文の報告
ひとつの論文について、つぎの4つの観点から報告をしてもらいます。
- 鍵概念の抽出 (scanning)
- 構造の抽出 (skimming)
- 図表の解説
- ロジックの抽出 (結論とその根拠)
これらをひとりずつで分担して、計4人でひとつの論文を担当します
ひとりの報告は10分で、それに対する質疑の時間を20分とります。
1回の授業でふたりの報告をおこないます。
つまり1本の論文を2回にわけて検討することになります。
報告者は、配布資料 (ハンドアウト) と提示資料 (PowerPoint ファイル) を用意してください。
- 配布資料は人数分のコピーを用意します (研究室のコピー機を使ってください)
- 提示資料は研究室ネットワークの授業用フォルダ内にあらかじめコピーしておいてください
- 10分におさまるように事前に練習をしておいてください
報告者以外の人も、論文を事前に読んで、質問を考えてきてください。
報告のあとの質疑のときに手を挙げて質問するのが原則です。
報告者以外から、録画と司会の役を割り当てます。
次回 (10/8) までの宿題
- 教科書を読んでおくこと:
- 基本編: 2.3節 (pp. 19-32), 3.1-3.4節 (pp. 40-69), 4章 (pp. 88-116)
- 人文社会科学編: 1章 (pp. 2-12), 2.2.2-2.2.3節 (pp. 27-41)
- 自分が読みたい論文のテーマと、それをさがすのに必要なキーワードを考えておく
講読論文
- 11/19 - 11/26
- 呉本彰子・赤岡仁之 (2007)「広告コピーの解釈多元性に関する研究: 美容関連製品のキャッチコピーをケースにして」『武庫川女子大学紀要人文・社会科学編』55, pp. 99-105. {naid:110007025745}
- 12/3 - 12/10
- 楊帆 (2006)「誤用訂正に対する意識: 中国人日本語学習者と中国人教師の場合」『小出記念日本語教育研究会論文集』14, pp. 37-49.
- 12/24 - 1/7
- Fernald, A. and Morikawa, H. (1993) “Common Themes and Cultural Variations in Japanese and American Mothers' Speech to Infants.” Child Development. 64(3), pp. 637-656. {DOI:10.1111/j.1467-8624.1993.tb02933.x}
※ 東北大学図書館の「電子ジャーナルリスト」 {http://tul.library.tohoku.ac.jp/modules/src/index.php/jnl.html} から、Child Development を探し、「EBSCOHost」のページへ飛んで、該当の論文 (1993年、Vol. 64, No. 3, p. 637) を選んでください (大学内からのみ)。
- 1/14 - 1/21
- Shimizu, H. and Green, K. E. (2002) “Japanese Language Educators' Strategies for and Attitudes toward Teaching Kanji.” Modern Language Journal. 86(2), 227-241. {DOI:10.1111/1540-4781.00146}
連絡先
田中重人 (東北大学文学部日本語教育学研究室)
〒980-8576 仙台市青葉区川内27-1 文学部・法学部合同研究棟2F
E-mail: tanakas2009@sal.tohoku.ac.jp
Homepage: http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/
Blog:http://b.tsigeto.info/school
オフィス・アワーは定めていないので、質問等がある場合は、あらかじめ適当な時間に予約をとること。
受講者への連絡は、基本的に、授業においてまたは文学部2F教務係前の掲示板においておこないます。
ただし、休講などで緊急を要する連絡は、田中の個人ブログ (School カテゴリの記事) に掲載することがあります。
http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/newsj.html を参照。
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