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http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/2013/readg/r131105.html
田中重人 (東北大学文学部准教授)
2013-11-05
現代日本論講読/比較現代日本論講読I「現代日本論論文講読」(2013年度 第2学期)
第6講 プレゼンテーション資料の作成 (11/5)
[配布資料 (PDF)]
- [テーマ]
プレゼンテーション用提示資料の作成
プレゼンテーションに関する一般的な注意事項
- スライド1枚ずつをゆっくり説明すること。1枚あたり1〜2分程度。
- 文字は大きく (20ポイント以上) 、かざりのない文字 (ゴシック、Arial など)
- 背景とのコントラストを強く
- 背景の模様は視認性の点で不利
- 会場の規模・設備を考慮する。照明・マイク等の設定。
- スクリーンに実際に投影して確認する (PCの画面とはかなり見えかたがちがう)
この授業での使いかた
- 研究室のPCには PowerPoint 2003/2007/2010 がインストールされている。PowerPoint 2007/2010 のファイル形式はそれ以前のヴァージョンとちがうので、「互換ファイル」形式で保存すること。
- 各自が使うプレゼンテーションのファイルは、研究室ネットワークの [Projector] → [比較現代日本論講読I] フォルダにおいておく。作成者氏名と日付を組み合わせて「2013.11.05田中.pptx」のようなファイル名をつける。
以下の説明は PowerPoint 2007/2010 についてのもの。2003の操作はずいぶん異なるので、注意。
スライドの基本的なつくりかた
- PowerPoint を起動
- 「デザイン」→ テーマ、配置、フォント、背景のスタイル
- 適当なテンプレートを選ぶ
サンプルが表示されるので、上記の条件に合うものをえらぶ。 ただし視認性にすぐれているサンプルはあまりない。 背景がうっとうしいものは、「背景を非表示」チェックを入れてつかう。
田中がふだんつかっているデザインテンプレートは
http://tsigeto.info/2011/readg/deeppurple.pot
または研究室ネットワークの [共有フォルダ] → [tanaka] 内の deeppurple.pot にある。これを開いて、ファイル名を付け直してつかってもよい。
- あたらしいスライドを追加するには「ホーム」→「新しいスライド」。レイアウトのサンプルが出るので、適当なものを選ぶ。
- スライド上に適当な図形要素をおくことができる。 「ホーム」→「図形描画」のなかからえらぶ。
- 文章は、スライド上に直接はおけない。 「テキストボックス」を作成して、そのなかに書くこと。(レイアウトのサンプルで、あらかじめ作成されていることが多い)
プレゼンテーション
- 「スライドショー」→「実行」 で全画面表示になる (または「F5」キーを押す)。
- Enterキーかマウス・クリックでつぎのスライドに移動
- Escキーで終了
- カーソル (矢印) キーで前後に移動できる
表・グラフ
スライドを作成してから「挿入」→「表」または「グラフ」。 適当な例が表示されるので、形式やデータを変更する。
他のソフトウエアで作成したものを貼り付けることもできる (サイズが巨大になることがあるので注意)。
アニメーション
アニメーション効果を出したい部分を選択しておいて「アニメーション」
- 頻繁に使用するのは、おそらく「開始」系のアニメーションである。
- アニメーションは、ちがうバージョンの PowerPoint にもっていったときにうまく動かないおそれがある。
印刷物・画像をとりこむ
(スキャナがつながっているコンピュータのみ)
- デスクトップからMP Navigator EX を起動
- 「保存」をクリック
- カラーと原稿サイズと解像度を指定 (通常はモノクロ、300dpi 程度か)
- 読みとる対象をスキャナにセット
- 「スキャン」ボタンを押す
- スキャンが終わると、画像ファイルは「マイピクチャ」フォルダの中の「MP Navigator EX」に保存されている。右クリックで「編集」を選び、[ペイント] を起動
- メニューの「選択」ボタンを押して、必要なところを選択
- 右クリック→「コピー」
- PowerPoint に貼り付け
画像の解像度を上げれば上げるほどきれいになるが、ファイルサイズが大きくなるので注意。
デジタルカメラなどで撮影した画像ファイルを切り貼りするには、上記手順の6から。
ファイルの保存
通常の保存は「上書き保存」または「名前をつけて保存」すればよい。.pptx という拡張子のファイルが保存できる。
ただし、ほかのファイルにリンクなどしている場合や、特殊なフォントをつかっている場合には、 このファイルだけを別のところにコピーするとうまく動かないことがある。
他の環境でも確実に同一のプレゼンテーションができるようにする場合は、「発行」→「プレゼンテーションパック」を使う。
フルセットでプレゼンテーションパックをつくると、リンクされているファイル、使用されているフォント、PowerPoint 再生専用ソフトがまとめてひとつの圧縮ファイルに保存される。
Windows環境であれば、どのパソコンでも確実に再生できる。
ノートとアウトライン
PowerPoint の通常の画面では、下端に「ノート」、左端に「アウトライン」が表示される。
- 「ノート」は自分の手持ち用の原稿として利用できる。
- 「アウトライン」はスライドのタイトルなどから自動的に作成される。スライドの順番の変更などはここで操作する。
印刷
圧縮した印刷
- 「印刷」で印刷対象を「配布資料」にして「ページごとのスライド数」を指定
- 「印刷」のプロパティで「シートごとのページ」「レイアウト」「割付印刷」などを利用 (プリンタの種類によって使えないことがある)
ノートの印刷
印刷の際は「単純白黒印刷」または「グレースケール」にしておくとよい。
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