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URL: http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/2013/study/s131210.html
田中重人 (東北大学文学部准教授) 2013-12-10

現代日本論基礎講読「研究法入門」(東北大学文学部 2013年度 4セメスタ)

第10講 プロジェクトとしての研究 (12/10)


[配布資料PDF版]
[テーマ] 研究を完成させるのに必要なこと

文献・資料の探しかた


論文講読と口頭発表

論文と口頭発表に触れておくことは、学術的な表現方法を習得するという観点からも重要である。必ずしも自分の研究対象でなくとも、様々な分野の論文を積極的に読み、論文の構造や文体や語彙に慣れておくこと。口頭発表については、大学内外での学会・研究会・ワークショップなどに参加してみるとよい:


プロジェクトとしての研究

Project: 有期性と独自性という2つの特徴を持つ業務。「有期性」とは、明確な始まりと明確な終わりがあること、「独自性」とは、これまでにない新しい何かを創出する新規性があること。(花岡編, 2012, pp. 1--2)

通常は、企業の中でチームを組んでおこなわれる一連の仕事を指すことが多い。この場合は、人員や予算の制約がプロジェクトの管理の上で重要となる。

学生がひとりでおこなう研究の場合は、このような制約はあまり重要ではない。それよりも、自分の使える時間・体力・知識を正確に把握して、余裕をもって計画を立てる (進行状況を見て適宜修正する) ことが必要になる。


課題

この授業の結果報告 (1/7) に向けてやらなければならないこととその時期的な見通しについて整理せよ。ガント・チャート (Gantt chart) の形で書くことを推奨するが、ほかの方法でもよい。


今後の予定


文献


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