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http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/2014/readg/r140523.html 
田中重人 (東北大学文学部准教授) 
2014-05-23 
 
現代日本論講読/比較現代日本論講読I「現代日本論論文講読」 
 
第6講 プレゼンテーション資料の作成 
 
[配布資料PDF版]
- [テーマ]
プレゼンテーション用提示資料の作成
プレゼンテーションに関する一般的な注意事項 
- スライド1枚ずつをゆっくり説明すること。1枚あたり1〜2分程度。 
- 文字は大きく (20ポイント以上) 、かざりのない文字 (ゴシック、Arial など) 
- 背景とのコントラストを強く
- 背景の模様は視認性の点で不利 
- 会場の規模・設備を考慮する。照明・マイク等の設定。
- スクリーンに実際に投影して確認する (PCの画面とはかなり見えかたがちがう)
この授業での使いかた 
- 研究室のPCには PowerPoint 2007/2010 がインストールされている。PowerPoint 2007/2010 のファイル形式はそれ以前のヴァージョンとちがうことに注意。必要がある場合には「互換ファイル」形式で保存すること。
- 各自が使うプレゼンテーションのファイルは、研究室ネットワークの [Projector] → [現代日本論講読] フォルダにおいておく。作成者氏名と日付を組み合わせて「2014.5.23田中.pptx」のようなファイル名をつける。
スライドの基本的なつくりかた 
- PowerPoint を起動 
- 「デザイン」→ テーマ、配置、フォント、背景のスタイル
- 適当なテンプレートを選ぶ 
サンプルが表示されるので、上記の条件に合うものをえらぶ。 ただし視認性にすぐれているサンプルはあまりない。 背景がうっとうしいものは、「背景を非表示」チェックを入れてつかう。 
田中がふだんつかっているデザインテンプレートは 
http://tsigeto.info/2011/readg/deeppurple.pot
 または研究室ネットワークの [共有フォルダ] → [tanaka] 内の deeppurple.pot にある。これを開いて、ファイル名を付け直してつかってもよい。
- あたらしいスライドを追加するには「ホーム」→「新しいスライド」。レイアウトのサンプルが出るので、適当なものを選ぶ。 
- スライド上に適当な図形要素をおくことができる。 「ホーム」→「図形描画」のなかからえらぶ。 
- 文章は、スライド上に直接はおけない。 「テキストボックス」を作成して、そのなかに書くこと。(レイアウトのサンプルで、あらかじめ作成されていることが多い)
プレゼンテーション 
- 「スライドショー」→「最初から」または「現在のスライドから」 で全画面表示になる (または「F5」キーを押す)。 
- Enterキーかマウス・クリックでつぎのスライドに移動 
- Escキーで終了 
- カーソル (矢印) キーで前後に移動できる 
表・グラフ 
スライドを作成してから、「挿入」→「表」または「グラフ」。 
スライド中のアイコンをクリックするだけでよい場合もある。適当な例が表示されるので、形式やデータを変更する。
他のソフトウエアで作成したものを貼り付けることもできる (サイズが巨大になることがあるので注意)。
アニメーション 
アニメーション効果を出したい部分を選択しておいて「アニメーション」
- 頻繁に使用するのは、おそらく「開始」系のアニメーションである。 
- アニメーションは、ちがうバージョンの PowerPoint にもっていったときにうまく動かないおそれがある。 
印刷物・画像をとりこむ 
(スキャナがつながっているコンピュータのみ) 
- デスクトップからMP Navigator EX を起動 
- 「保存」をクリック 
- カラーと原稿サイズと解像度を指定 (通常はモノクロ、300dpi 程度か) 
- 読みとる対象をスキャナにセット 
- 「スキャン」ボタンを押す 
- スキャンが終わると、画像ファイルは「マイピクチャ」フォルダの中の「MP Navigator EX」に保存されている。右クリックで「編集」を選び、[ペイント] を起動
- メニューの「選択」ボタンを押して、必要なところを選択
- 右クリック→「コピー」
- PowerPoint に貼り付け 
画像の解像度を上げれば上げるほどきれいになるが、ファイルサイズが大きくなるので注意。
デジタルカメラなどで撮影した画像ファイルを切り貼りするには、上記手順の6から。
PC画面表示を取り込むには、"Print Screen" (PrtScn など)  のキーを押し、「ペイント」を起動して貼り付ける。あとは上記の7から。
ファイルの保存 
通常の保存は「上書き保存」または「名前をつけて保存」すればよい。.pptx という拡張子のファイルが保存できる。 
ただし、ほかのファイルにリンクなどしている場合や、特殊なフォントをつかっている場合には、 このファイルだけを別のところにコピーするとうまく動かないことがある。 
他の環境でも確実に同一のプレゼンテーションができるようにする場合は、「ファイル」→「保存と送信」→「プレゼンテーションパック」を使う。 
フルセットでプレゼンテーションパックをつくると、リンクされているファイル、使用されているフォント、PowerPoint 再生専用ソフトがまとめてひとつの圧縮ファイルに保存される。
Windows環境であれば、どのパソコンでも確実に再生できる。 
ノートとアウトライン 
PowerPoint の通常の画面では、下端に「ノート」、左端に「アウトライン」が表示される。 
- 「ノート」は自分の手持ち用の原稿として利用できる。 
- 「アウトライン」はスライドのタイトルなどから自動的に作成される。スライドの順番の変更などはここで操作する。 
印刷 
圧縮した印刷 
- 「ファイル」→「印刷」で印刷対象を「配布資料」にして「ページごとのスライド数」を指定 
- 「プリンターのプロパティ」で「シートごとのページ」「レイアウト」「割付印刷」などを利用 (プリンタの種類によって使えないことがある) 
ノートの印刷 
印刷の際は「単純白黒印刷」または「グレースケール」にしておくとよい。 
宿題         
自分の担当部分について、スライドを1枚以上作成する。ファイルは[プロジェクタ用フォルダ]→[現代日本論講読]に入れておくこと。
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