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田中重人 (東北大学文学部准教授)
2014-04-10
現代日本論演習/比較現代日本論研究演習I
統計分析の基礎
3年生/大学院生対象:2014年度 前期
<木2>コンピュータ実習室 (文学部棟 7F)
[配布資料セット (PDF形式)]
[第1回配布資料 (PDF)]
各回資料:
[4/17]
[4/24]
[5/8]
[5/15]
[5/22]
[5/29]
[6/5]
[6/12]
[6/19]
[6/26]
[7/3]
[7/10]
[7/17]
『講義概要』記載内容 +α
- ◆
講義題目:統計分析の基礎
- ◆
到達目標: (1) 統計分析の基礎を理解する; (2) 実際にデータ分析をできるようになる
- ◆
授業内容:意識調査・テスト・実験などのデータはどのように分析すればいいでしょうか。この授業では、小規模の標本調査を念頭において、統計分析の基礎的な手法を学びます。これまで統計的な分析をおこなったことのない人を対象に、初歩から講義します。同時に、コンピュータを実際に使って、データ分析の実習をおこないます。
- ◇
テキスト:吉田寿夫、1998『本当にわかりやすいすごく大切なことが書いてあるごく初歩の統計の本』北大路書房。
- ◇
成績評価の方法:各回の授業中の課題 (50%)、中間試験 (20%)、期末レポート (30%) を合計して評価する。
- ◇
その他:実習室のコンピュータ台数が限られているため、受講人数を制限することがある。
- ※
卒業論文等で質問紙調査を予定している者は、現代日本論「質問紙調査の基礎」(前期 水2) および 「実践的統計分析法」(後期 木2) も受講することがのぞましい。
授業予定
- イントロダクション (4/10)
- SPSS入門 (4/17)
- 統計分析の基礎 (4/24, 5/8)
- 度数分布とクロス表 (5/15〜29)
- 中間試験 (6/5)
- 平均値の比較 (6/12〜26)
- 推測統計 (7/3〜17)
- 期末レポート (8/15 提出) → 8/22以降に返却
1 イントロダクション
- 授業の概要・スケジュール・評価方法
- 部屋とコンピュータの使いかた
- SPSSの起動
- 模擬データ入力実習
2 SPSS入門
(4/17)
- データの配布と説明
- データ行列 (データセット) とは
- メニューによるシンタックス作成
- 変数値の再割り当て
- その他のソフトウエアについて
3 統計分析の基礎
(4/24)
[序章]
- 記述統計と推測統計
- 標本調査とは
- データの種類 (尺度水準)
4 度数分布とクロス表
4-1 度数分布表とグラフの利用
(5/8)
[1章]
- frequencies コマンド
- 相対度数 (パーセンテージ)
- 棒グラフ
- ヒストグラム・度数ポリゴン
- Excel によるグラフ作成
4-2 クロス表
(5/15)
[4章]
- 度数分布表のグループ化
- クロス表表記
- 行と列の%
- 周辺度数 (marginal distribution)
- crosstabs コマンドとそのオプション
4-3 連関係数
(5/22)
[4章]
- φ係数
- 期待度数・残差と
- Cramer の連関係数 V
- 連関係数と%
4-4 クロス表の解釈
(5/29)
5 中間試験
(6/5)
6 平均値の比較
6-1 平均と分散
(6/12)
[2章]
- データの種類:復習
- 代表値と散布度
- 平均値
- 分散と標準偏差
- 分布と外れ値
- ノンパラメトリックな代表値 (中央値と四分位偏差)
6-2 平均値の層別比較
(6/19)
[5章]
6-3 分散分析
(6/26)
- 相関比から分散分析へ
- 公表に際してなにを書くべきか
7 推測統計
7-1 推測統計の基礎と区間推定
(7/3)
[6,8章]
- データの記述と誤差の評価
- 無作為抽出と標本誤差
- 非標本誤差
- 標本誤差の統計的推測
- 平均値の点推定
- 区間推定とt分布
- 平均値の差の区間推定
- エフェクトサイズ・相関比と区間推定
7-2 統計的検定
(7/10)
[8章]
- 区間推定の簡易表記としての有意水準
- 平均値の差のt検定
- 連関係数のχ2検定
- 分散分析とF検定
- 検定結果の表記
7-3 さまざまな検定手法
(7/17)
[8章]
- 区間推定の簡易表記としての有意水準
- 平均値の差のt検定
- 連関係数のχ2検定
- 分散分析とF検定
- 検定結果の表記
- ※
[ ] 内は、教科書の参照箇所
- ※
( )内の日付は、学期前のおおよその計画をあらわしているが、 実際の授業の進行状況によって前後にずれることがある。
受講者との連絡とフィードバック
- 毎回の課題・宿題は、コメントをつけて返却します (再提出を求めることもあります)。
- 中間試験、期末レポートは、採点後に返却します。
- 課題・宿題は、特に指示のあるものをのぞき、ISTU (東北大学インターネットスクール:
http://www.istu.jp)
のレポート機能による提出とします。 提出期限は、原則として 授業前日 (水曜) 正午 (12:00) です。
- ISTU には、この授業の「受講申請」をしておいてください (受講者情報の自動的登録は、履修登録完了以降)
連絡先
田中重人 (東北大学文学部日本語教育学研究室)
- 〒:
980-8576 仙台市青葉区川内27-1 文学部・法学部合同研究棟2F
- E-mail:
tanakas2013 @tsigeto.info 【授業後に訂正】
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