[Previous page] [Next page]

http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/2014/statg/g140717.html
田中重人 (東北大学文学部准教授) 2014-07-17

現代日本論演習/比較現代日本論研究演習I「統計分析の基礎」

第13講 さまざまな検定手法


[配布資料PDF版]
[テーマ] 相関比と連関係数の検定

前回宿題について


分散分析と F 検定

帰無仮説: 母集団においては η = 0

SPSSでは「平均値の比較」→「グループの平均」を選択。オプション「分散分析表とイータ」を指定出力「分散分析表」の右端「有意確率」を見る。

2グループの比較なら、平均値の差の t 検定と同じ結果。

必要とする前提も t 検定と同様 (母集団では正規分布しており、SDが全グループで等しい)。


クロス表の「独立性の検定」

帰無仮説: 母集団においては V = 0

SPSSでは、「クロス集計表」の「統計」で「カイ2乗」を指定。出力の「Pearson」の列の右端が有意確率 (各セルの期待度数が5以上であることを前提とする。この前提が満たされない場合は警告が出る)

2×2クロス表では V =|φ| なので、原理的には、おなじ方法で「母集団においては φ=0」という帰無仮説を検定できる。ただし独立性の検定で使うχ2 の値が大きめに出る (=有意になりやすい) ため、種々の調整を要求されることがある。


検定結果の書きかた

表の書きかた (別紙参照)


この授業のインデックス | 関連するブログ記事

前回の授業 | 期末レポート

TANAKA Sigeto


History of this page:


This page is monolingual in Japanese (encoded in accordance with MS-Kanji: "Shift JIS").

Generated 2014-08-02 15:21 +0900 with Plain2.

Copyright (c) 2014 TANAKA Sigeto