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田中重人 (東北大学文学部准教授)
2014-04-11
現代日本論講読/比較現代日本論講読I
現代日本論論文講読
[配布資料セットPDF版]
[第1回提示資料PDF版]
[第1回配布資料PDF版]
各回資料:
[4/18]
[4/25]
[5/9]
[5/16]
[5/23]
[5/30]
[6/6]
[6/13]
授業の目的
- 論文の探しかたを習得する
- 論文の読みかたを習得する
- プレゼンテーションの方法を習得する (Microsoft Powerpoint を使用)
- 現代日本文化についての知識を深める
- ※
「現代」というのは、およそ1970年以降のことと考えてください。
授業予定
- イントロダクション (4/11)
- 論文をさがす (4/18〜25)
- 論文の読みかた (5/9〜16)
- プレゼンテーション資料の作成方法 (5/23)
- プレゼンテーションの実際 (5/30〜6/6)
- 各論文の報告 (6/13〜7/18)
- ※
プレゼンテーションは録画し、それぞれの日の担当者2名で見て振り返る機会を持ちます (方式は受講者数による)。
成績評価について
授業中の課題 (30%)、報告 (40%)、質疑応答 (30%)によります。 報告回数が2回に満たない場合には、代わりに課題を課す場合があります。
教科書
- 東北大学附属図書館 (2010)『東北大学生のための情報探索の基礎知識 基本編2010』 。
- 東北大学附属図書館 (2007)『東北大学生のための情報探索の基礎知識 人文社会科学編』。
- ※
図書館ではすでに在庫切れで、入手困難です。印刷版が入手できない場合は、
http://tul.library.tohoku.ac.jp/modules/supp/?cat_id=3
から、必要部分を閲覧してください。
参考書
- 佐藤望 (編) (2012)『アカデミック・スキルズ: 大学生のための知的技法入門』(第2版) 慶應義塾大学出版会.
- 諏訪邦夫 (1995)『発表の技法』(ブルーバックス) 講談社.
- 藤沢晃治 (1999)『「分かりやすい表現」の技術』(ブルーバックス) 講談社.
- 木下是雄 (1981)『理科系の作文技術』(中公新書) 中央公論新社.
- 化学同人 (1994)『若い研究者のための上手なプレゼンテーションのコツ』化学同人.
- 斉山弥生・沖田弓子 (1996)『研究発表の方法』凡人社.
授業中に使うわけではありませんが、論文を読んだりプレゼンテーションをおこなう際の参考になるはずです。
各論文の報告
ひとつの論文について、つぎの4つの観点から報告をしてもらいます。
- 鍵概念の抽出 (scanning)
- 構造の抽出 (skimming)
- 図表の解説
- ロジックの抽出 (結論とその根拠)
これらをひとりずつで分担して、計4人でひとつの論文を担当します。ひとりの報告は10分で、それに対する質疑の時間を20分とります。
1回の授業でふたりの報告をおこないます。つまり1本の論文を2回にわけて検討することになります。
報告者は、配布資料 (ハンドアウト) と提示資料 (PowerPoint ファイル) を用意してください。
- 配布資料は人数分のコピーを用意します (研究室のコピー機を使ってください)
- 提示資料は研究室ネットワークの授業用フォルダ内にあらかじめコピーしておいてください
- 10分におさまるように事前に練習をしておいてください
報告者以外の人も、論文を事前に読んで、質問を考えてきてください。 報告のあとの質疑のときに手を挙げて質問するのが原則です。
報告者以外から、録画と司会の役を割り当てます。〔授業後の補足:受講者が少ないので、司会は教員がおこないます〕
次回までの宿題
- 教科書を読んでおくこと:
- 基本編: 2.3節 (pp. 19-32), 3.1-3.4節 (pp. 40-69), 4章 (pp. 88-116)
- 人文社会科学編: 1章 (pp. 2-12), 2.2.2-2.2.3節 (pp. 27-41)
- 自分が読みたい論文のテーマと、それをさがすのに必要なキーワードを考えておく
講読論文
- 6/13 - 6/20
- 堀田智子・堀江薫 (2012)「日本語学習者の「断り」行動におけるヘッジの考察: 中間言語語用論分析を通じて」『語用論研究』14, pp. 1-19. {naid:40019806611}
- 6/27 - 7/4
- 柴崎秀子・玉岡賀津雄・高取由紀 (2007)「アメリカ人は和製英語をどのぐらい理解できるか: 英語母語話者の和製英語の知識と意味推測に関する調査」『日本語科学』21, pp. 89-110. {naid:40015464926}
- 7/11 - 7/18
- Komatsu, S (2008) "Rice and sushi cravings: a preliminary study of food craving among Japanese females." Appetite. 50(2/3), pp. 353-358. {http://dx.doi.org/10.1016/j.appet.2007.08.012}
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