URL: http://www.nik.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/2001/gstra/
作成:田中重人 (講師)
<tsigeto(AT)nik.sal.tohoku.ac.jp>
比較現代日本論特論 I
「現代日本における性別分業」
(2001年度第2学期) 大学院生対象
<金曜2>観察室 (文学部・法学部合同研究棟本館2F)
[配布資料集 (PDF形式; 1.2MB)]
授業の概要
内容
性別による格差を生み出すプロセス
(gender stratification)
について、
というふたつの角度から論じる。
講義では現代日本の状況に焦点をあてて、統計的な資料を使いながら講義する。
受講者には、日本以外の社会について独自にしらべてレポートを作成することをとおして、
日本社会の位置付けについて学習してもらう。
予定
成績評価について
授業中に適宜出す課題 (40点) と学期末のレポート (60点) の合計で評価します。
学期末レポートの課題はつぎのとおりです:
- 授業でふれた論点に関して、日本と日本以外の社会との比較をおこなうこと。
- ふたり以上で協力して書いてもよい。
その場合は、担当部分を注で明示すること。
- 様式は授業中に指示する。
- 論文としての体裁を整えること (章立て、パラグラフィング、引用の形式など)。
- 提出期限は2月1日の予定だが、変更する可能性もある。
参考文献
- 編= 池内 康子 + 武田 春子 + 二宮 周平 + 姫岡 とし子、2001『21世紀のジェンダー論』晃洋書房、ISBN 4-7710-1119-2。
- 江原 由美子 + 長谷川 公一 + 山田 昌弘 + 天木 志保美 + 安川 一 + 伊藤 るり、1989『ジェンダーの社会学』新曜社、ISBN 4-7885-0339-5。
- 斎藤 美奈子、2000『モダンガール論』マガジンハウス、ISBN 4-8387-1286-3。
- 上野 千鶴子、1985『資本制と家事労働:マルクス主義フェミニズムの問題構制』海鳴社。
- 編= 木本 喜美子 + 深澤 和子、2001『現代日本の女性労働とジェンダー』ミネルヴァ書房、ISBN 4-623-03262-0。
- 佐藤 俊樹、2000『不平等社会日本』(中公新書) 中央公論新社、ISBN 4-12-101537-1。
- 田中 重人、1999『性別分業の分析:その実態と変容の条件』博士論文 (大阪大学大学院人間科学研究科)。
(Reprint) 2000、関西学院大学出版会 学位論文データベース。
(WWW版) URL http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/phd/。
- 金野 美奈子、2000『OLの創造:意味世界としてのジェンダー』勁草書房、ISBN 4-326-65229-2。
田中の授業一覧
TANAKA Sigeto
(tsigeto(AT)nik.sal.tohoku.ac.jp)
Created at 2001-10-11.
Last updated at 2002-03-25.
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