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田中重人 (東北大学文学部准教授)
2017-01-19
現代日本論演習/比較現代日本論研究演習III「実践的統計分析」
推定周辺平均の考え方:
ペアごとの比較 (多重比較) は、カテゴリーごとの人数の影響を大きく受ける (人数の多いカテゴリー間での比較は有意になりやすい)。
「固定因子」に複数の変数を指定した場合、それらのカテゴリのすべての組み合わせごとに効果が計算される。この効果を「相互作用効果」または「交互作用効果」(interaction effect) という。交互作用効果は、カテゴリーを表す変数同士の積であらわされる。
カテゴリ組合せを考慮しない、カテゴリによる従属変数への影響を「主効果」(main effect) という。通常の一般線形モデルでは、まず主効果を計算し、それで説明できない「残差」を交互作用効果として取り出す。
「モデル」で、各独立変数とそれらの交互作用効果のどれを使用するかを選ぶことができる。「主効果」だけのモデルや、逆に交互作用効果だけのモデルなども指定することができる。
教科書 pp. 213--222 を読み、次の設問に答えよ:
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