URL: http://www.nik.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/2001/stata/
作成:田中重人 (講師)
<tsigeto(AT)nik.sal.tohoku.ac.jp>
現代日本論演習 I
(5セメスター) 3,4年生対象
<水2>コンピュータ実習室 (文学部本館7F 711-2)
『講義概要』p. 138 記載内容
- 講義題目:統計分析の基礎
- 授業内容:小規模標本調査を念頭において、統計分析の基礎的な手法を学ぶ。講義・講読をとおした知識の習得と統計パッケージを用いた実習とを交互におこない、調査データの適切な加工ができる基礎的な分析力を身につけることを目指す。
- テキスト・参考書等:
吉田寿夫、1998『本当にわかりやすいすごく大切なことが書いてあるごく初歩の統計の本』北大路書房。
- 成績評価の方法:毎回の課題と学期末の試験による。
[配布資料フルセット (PDF形式; 2.5MB)]
授業の概要
目次
- イントロダクション (4/11)
- SPSS入門 (4/18)
- 統計分析の基礎 (4/25)
- 記述統計(1): 度数分布とクロス表 (5/2〜5/30)
- 記述統計(2): 平均値の比較 (6/6〜6/27)
- 誤差の評価と統計的推測 (7/4〜7/18)
- 期末レポート (8/1 しめきり)
- データの配布
- SPSSのウインドウ構成
- SPSSコマンド・シンタックス
- メニューによるシンタックス作成
- 度数分布表の出力
- カテゴリの統合
- 印刷
[4/18 提示資料 (PDF形式)]
- 実験と観察
- データの記述と誤差の評価
- データの種類
- 名義・順序・間隔・比例
- 順序尺度と間隔尺度の変換
- 分布の正規性が重視されるわけ
- 度数分布表・棒グラフ・ヒストグラム・度数多角形
[4/25 提示資料 (PDF形式)]
- 度数分布表のグループ化
- クロス表の基本形
- 行と列の%
- 周辺度数 (marginal distribution)
- crosstabs コマンドとそのオプション
- 積み上げ棒グラフ
[5/2 提示資料 (PDF形式)]
- 自由度
- クロス表分析のふたつの系列
- 「%の差」系 (期待度数との差) → 連関係数
- 「オッズ比」系 (乗法モデル) → 対数線形分析, ロジット分析
この授業では前者だけをとりあげる
- 2×2 クロス表の性質
- 4分点相関係数 (Φ係数)
- SPSSでのΦ係数の計算
[5/9 提示資料 (PDF形式)]
[5/9 課題と解答 (PDF形式)]
[5/16 提示資料 (PDF形式)]
[5/16 課題と解答 (PDF形式)]
- 資料としての表/プレゼンテーションのための表
- 他人に見せられない表
- 「表」と「図」のちがい
- 表と図の約束ごと
- 表に書くべき要素
- Excel による作表
- グラフの書きかた
- Excel によるグラフ作成
- クロス表を説明する文章
- 解釈のツボ
- 先行研究と照合
[5/23, 5/30 提示資料 (PDF形式)]
[図と表の例 (PDF形式)]
- 代表値と散布度
- 平均値
- 分散と標準偏差
- SPSS コマンド
- 分布と外れ値
- データの種類:復習
- ノンパラメトリックな代表値・散布度 (中央値と四分位偏差)
[6/6, 6/13 提示資料 (PDF形式)]
- 層別平均の比較
- SPSS コマンド
- エフェクト・サイズ
- 相関比から分散分析へ
[6/20 提示資料 (PDF形式)]
- 全体と層別の平均値と標準偏差
- 相関比の意味
- ダミー変数
- 表に書くべき要素
[6/27 提示資料 (PDF形式)]
[6/27 課題と解答 (PDF形式)]
- 記述統計と推測統計
- 測定値 = 「真の値」 + 誤差
- 誤差の種類
- 誤差への対策:統計学の守備範囲
- 標本抽出の4段階モデル:Sample, Population, Universe
[7/4 提示資料 (PDF形式)]
- 無作為抽出の理論と実際
- 標本誤差の統計的推測
- 無限母集団の仮定
- 母集団平均値の推定:信頼区間
- SPSS コマンド
- 期末レポートについて
[7/11 提示資料 (PDF形式)]
- 平均値の差の区間推定
- SPSS コマンド
- 区間推定と統計的検定
- 平均値の差の T 検定
- 分散分析と F 検定
- クロス表の独立性の検定 (χ2 検定)
- 検定結果の表示の仕方
[7/18 提示資料 (PDF形式)]
- 期限:8/1 (水)
- 提出先:田中研究室 (文法合同棟2F)。
田中が不在のときは205室のレターケースへ
- 内容:クロス表・平均値の比較の両方を使い、適当な分析をして結果を解釈する。
記述統計的な分析と推測統計的な分析の両方をふくんでいなければならない。
- 備考: SSMデータのディスクをレポートと一緒に提出。データのコピーはすべて消去すること
[レポート講評]
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Created at 2001-04-06.
Last updated at 2002-03-25.
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