URL: http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/statg/2.html
作成:田中重人 (講師)
比較現代日本論研究演習II
大学院生対象:2008年度後期
<木2>コンピュータ実習室 (文学部本館7F 711-2)
授業コード=LM24206
[配布資料セット (PDF形式)]
授業の概要
(『講義概要』p. 402 記載内容)
授業題目
実践的統計分析法
学習目標
さまざまな統計分析手法を理解し、使いこなせるようになる
授業内容
研究の現場で必要となる統計分析手法は、分析の目的とデータの特徴によってさまざまです。この授業の前半では、推測統計学の基本的な概念について解説し、統計的推定および検定の方法について学びます。後半では、さまざまな分析手法をとりあげて、それらの特徴と使い方を習得していきます。どのような分析手法をとりあげるかについては、受講者の関心と必要性を考慮します。統計解析パッケージを使ってデータ分析の実習をおこないます。
履修要件
1学期開講の 比較現代日本論研究演習I「統計分析入門」を履修済みか、それと同等の知識を習得済みのものを対象とする。
教科書
吉田寿夫 (1998)『本当にわかりやすいすごく大切なことが書いてあるごく初歩の統計の本』北大路書房。
成績評価の方法
各回の授業中の課題 (50%)、中間試験 (20%)、期末レポート (30%) を合計して評価する。
授業の予定
目次
- 推測統計 (10/2〜11/13)
- 相関係数 (11/20〜11/27)
- 中間試験 (12/4)
- 変数をキーにした分析 (12/11〜12/18)
- 多変量解析 (1/8〜1/22)
- 期末レポート
※()内の日付は、学期前のおおよその計画をあらわしていますが、
実際の授業の進行状況によって前後にずれることがあります。
- 推測統計の基礎
- 確率密度と理論分布
- 標本誤差の推定
- 平均値の点推定・区間推定
- 平均値の差の区間推定と t 検定
- 連関係数の区間推定と χ2 検定
- サンプル・サイズと検定力
- 誤差の対策
- 尺度水準について復習
- 相関図
- Kendall の順位相関係数
- Spearman の順位相関係数
- Pearson の積率相関係数
- 相関係数行列
- 欠損値の処理 (pairwise/listwise)
- 個体間変動と変数間変動
- 対応のある分析
- 2項検定
- ハッセ図の利用
未定 (受講者の興味と必要性によります)
参考資料
前期の授業:
[比較現代日本論研究演習I]
田中 重人
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