[Previous page] [Next page]

http://tsigeto.info/2017/readg/r170421.html
田中重人 (東北大学文学部准教授) 2017-04-21

現代日本論講読/比較現代日本論講読I「現代日本論論文講読」

第2講 論文をさがす(つづき)


[配布資料PDF版]
[テーマ] 電子ジャーナルと Web of Science の使いかた

電子ジャーナルについて

電子ジャーナルとは

「冊子体の内容と同じ本文を、ウェブで利用できるようにしたもの」(基本編 p. 108)。通常、各論文がひとつのファイルになっている。近年ではPDF (Portable Document Format) 形式で提供されることが多い。印刷された冊子体の論文と同一のものとみなしていいことになっている。

印刷用のコンピュータ・ファイルを流用したもの

印刷物からスキャンしたもの

電子ジャーナルの購読「契約」とは……東北大学内のコンピュータからファイルにアクセスできる (IPアドレスで識別される)。

契約していない場合でも、無料で提供されているものや、クレジット・カード決済で購入できるものがある。

図書館で冊子体を購入していない雑誌であっても、電子ジャーナルの購読は契約していることがある。

電子ジャーナルの探しかた

各種文献データベースの検索結果からジャンプできることがある

課題: 教科書基本編 p. 109--111 にしたがって Clinical Neurophysiology, 117(3), pp. 668--680 の電子ジャーナル版論文を探してみる。

その他の電子論文

オンライン雑誌 (冊子体が発行されないもの) は通常「電子ジャーナル」とは呼ばれない。

著者やその所属機関が雑誌投稿前の原稿 (preprint) や掲載決定後の原稿 (postprint) を公開している場合がある。Working paper, Self-archiving, E-print などと呼ばれる。これらについては、雑誌に掲載された論文との同一性の保証がないことに注意。内容についての参考にはなるが、引用する際には正式の版 (雑誌の冊子体または電子ジャーナル) を利用すること。

例:東北大学機関レポジトリTOUR <https://tohoku.repo.nii.ac.jp>

これらのファイルをさがすには、現在のところ、Google Scholar <http://scholar.google.com> がいちばん便利である。


洋雑誌名の記法

最初の定冠詞 (The) はふつう省略する。また、各単語の後半を省略して記載されることがある

図書館 Online Catalogue や NACSIS Webcat などでは、省略形の雑誌名も登録されている。


        Am J Sociol

アステリスク (*) を使って前方一致 (truncation) 検索することもできる


        Am* J* Sociol*
        Am* Sociol*

英語論文の書誌情報の書きかた

日本語教育学研究室の様式 (http://localnet/style/) では

Author (Year) "Title." Journal. Vol(No), pp. xx--yy.

のように書く。


Web of Science の使いかた

Thomson Reuters社によるデータベース Web of Knowledge の一部。 質の高い学術雑誌のみに限定して、論文のタイトル・著者名・抄録・引用文献表を収録している。

Web of Science は3つのデータベース (+α) の集合体である:

使用法は教科書 (資料編 pp. 93--96; 人文社会科学編 pp. 38--41) を参照。

終了するときはかならず「ログアウト」すること。

例題: 日本語 (Japanese) のポライトネス (politeness) に関する論文を探してみよう。

キーワードのみつけかた


その他の文献データベース

日本語教育学研究室:学生のための研究の手引き: http://www.sal.tohoku.ac.jp/nik/student/

EndNote Web(文献整理)

Web of Science 画面上部の「Myツール」から、メールアドレスを登録して使う。


今週の課題

  1. 文献データベースを利用して、現代日本文化に関する英語論文で自分の興味にあうものを2本さがし、コピーを次回提出。
  2. 上記の2本の論文について、その論文を入手するまでのプロセスをA4用紙1枚にまとめる

この授業のインデックス | 関連するブログ記事

前回の授業 | 次回の授業

TANAKA Sigeto


History of this page:


This page is monolingual in Japanese (encoded in accordance with MS-Kanji: "Shift JIS").

Generated 2017-04-21 16:45 +0900 with Plain2.

Copyright (c) 2017 TANAKA Sigeto