http://tsigeto.info/2018/statg/g181129.html 
田中重人 (東北大学文学部准教授) 
2018-11-29 
現代日本論演習/比較現代日本論研究演習III「実践的統計分析」
20点満点 (4 + 6 + 4 + 6)
とりあえず、平均値を並べて比較するには:
SPSS では「分析」→「記述統計」→「記述統計」で多くの変数の平均値 (と標準偏差) を並べて出力できる。
同一ケースが複数の項目に回答している場合、 項目間に「対応」がある という。
このような項目の比較には、対応を考慮した分析法を使う必要がある。
例題: つぎのような 3ケース×2変数 のデータについて、どちらの変数が大きくなる傾向にあるかを考えてみよう:
             変数A    変数B    差
   ケースX     4   -   5    =
   ケースY     3   -   4    =
   ケースZ     5   -   1    =
   平均値
   多数決をとると?
このように、ケース間の 異質性が大きい 場合は、対応を考慮して分析しないと、データの特徴をつかみそこねる可能性がある。
「B. 高い収入」 vs. 「D. 家族からの信頼・尊敬」 …… どちらが大切?
これら2つ以外に B=D の人がいるから、これをどうあつかうかが問題になる。
「符号検定」(sign test) とは…
適当な2変数について、符号検定を行う。クロス表 (または相関図) も出力して、結果を解釈すること。 ISTUで来週水曜正午まで。
History of this page:
This page is monolingual in Japanese (encoded in accordance with MS-Kanji: "Shift JIS").
Generated 2018-11-29 10:16 +0900 with Plain2.
Copyright (c) 2018 TANAKA Sigeto