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田中重人 (東北大学文学部准教授) 2018-10-19

現代日本論基礎講読「研究法入門」

第2講 本を読む (1): 速読


[配布資料PDF版]
[テーマ] 読書記録と速読の方法

本を読むモード

教科書 pp. 83--90


課題

各自で探してきた本について、次のことを議論する


書誌情報

文献の情報 (書誌情報:bibliography) をどう書くかについては、分野ごとに慣習が違う。日本語教育学研究室では、本の書誌情報はつぎのように書く。

著者(出版年)『書名』出版社.

シリーズ名や版表示などをつける必要がある場合は、書名の閉じかっこ 』のあとに()でくくって示す。


読書メモと情報の整理


速読の場合に読みとるべきこと


キーワードを抜き出す

教科書 p. 86

課題: 各自の持ってきた本について、キーワードを抜き出してみる

何に注目すればこれらを読みとれるか?


段落

学術的な文章では、段落 (paragraph) が基本的な構成要素となる


読書から読みとること

研究が進むにしたがって、後者の比重が大きくなる。


次回の予定: 図書館見学

見学内容と目的:

  1. 2号館の経済統計コーナーの官庁統計等の配置を理解する
  2. 2号館の和雑誌の配置を理解する
  3. 書庫の使いかたについて講義と見学
  4. 書庫で分類番号から関心分野を探し、書棚から自分の関心のあった図書を選ぶ
  5. 図書貸出
  6. 解散
[課題] 自分の興味のある本を1冊以上探す。探した本について、カウンターで借り出しの手続き

東北大学附属図書館では、学部生が本館書庫を利用するには、「書庫利用ガイダンス」を受ける必要がある。今回の授業はこのガイダンスを兼ねているので、受講することで、書庫に入れるようになる (授業翌週から)。


研究テーマについて面談

各自の研究テーマについての面談を個別におこないます。 10/29--11/8 の適当な時間 (30分程度) で予定をそれぞれ決めてください。


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