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田中重人 (東北大学文学部准教授)
2020-01-21
現代日本学演習V「実践的統計分析」
第13講 一般線型モデルのまとめ
[配布資料PDF版]
一般線型モデルの結果の書きかた
パラメータ推定値の表だけを書く (全部の変数の効果を正確に示したい場合)
- 推定値と標準誤差を書くのがふつう
- 固定因子のパラメータの示しかた
- 検定結果をアスタリスク (*) で示す
- 表の下に決定係数
$R^2$
とその検定結果、人数を示す
- 基本的に小数第3位まで。小数点をそろえる
分散分析表と推定周辺平均 (特定の固定因子に注目する場合)
- 教科書 pp. 202--207, 213--222も参照
- グラフを描く場合は資料参照
多重比較結果の示しかたには、決まった様式がない。表ではなく、論文中に文章で説明したり、グラフに書き込んだりすることも多い。有意水準の調整方法を示すこと。
一般線型モデルのまとめ
- 因果関係とは
- 疑似相関と媒介効果
- 剰余変数の制御 (control)
- 最小二乗法
- 固定因子のあつかい
- 交互作用効果
- 他の多変量解析への応用
発展のための新しいトピック
- 被験者内効果を含むモデル (変量効果 = random effect)
- マルチレベルデータや時系列データ
- 因果関係の分析をめぐる近年の展開 (厳密な無作為化実験への接近)
- 複雑なモデルを推定する方法 (ベイズ統計学とシミュレーション)
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