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http://tsigeto.info/2022/study/s220414.html
田中重人 (東北大学文学部教授) 2022-04-14

現代日本学社会分析研究演習I/現代日本学演習III「現代日本における社会問題の分析」

論文検索方法 (簡易版)


[配布資料PDF版]
[テーマ] Google Scholar 等で論文を探すための最低限の知識

Google Scholar をとりあえず使ってみる

https://scholar.google.com で、Google が蓄積しているオンライン情報のうち、論文等の学術情報に特化した検索ができる。ただし、学術的でない情報もかなり入っているので注意。


論文本体の入手

電子版

無料で公開されている論文の場合、リンクをたどるとそのまま論文本体 (PDFファイルなど) がダウンロードできることが多い。

有料の雑誌などの場合は、「学認」(GakuNin) でログインすると読めることがある → http://www.library.tohoku.ac.jp/guide/eresource/zaitaku.html 参照。

「学認」でアクセスできない場合でも、大学内あるいはVPN接続で読めることがある → https://www.tains.tohoku.ac.jp/contents/remote/vpnstudent.html 参照。

プレプリント等

大学等の研究機関での研究成果を集めてインターネット上で公開する「機関レポジトリ」が整備されつつある。また、研究者個人や学会のサイトで論文のファイルが公開されていることも多い。こうしたファイルを公開するための「プレプリントサーバ」と呼ばれるサービスも増えている。

このようなファイルを見るときは、 雑誌に掲載された論文と同一のものであるか 注意すること。しばしば、投稿前の原稿や、出版後に加筆したものを収録していることがある。

冊子体の所在

東北大学附属図書館のサイト (http://www.library.tohoku.ac.jp) で雑誌を検索することもできる。 ISSN がわかる場合は、それで調べるとよい。雑誌名で検索するときは、詳細検索で検索対象を「雑誌」に限定したり、フィールドを「書名 (完全形)」に限定したりすると、ヒット数を減らせる。

「学外」にチェックを入れておくと、東北大学図書館内にない場合には、学外まで所蔵を検索してくれる。国立情報学研究所 CiNii Books (http://ci.nii.ac.jp/books) も使える。


学術論文 (的な文章) の見分けかた

Google Scholar では、他の文献から参照されている回数 (Cited by) がついていれば、学術的な内容である可能性が高い。


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