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田中重人 (東北大学文学部教授)
2023-06-27
自分の素朴な感情 (好き嫌い) や利害から出発してかまわないが、明確な主題のある独創的な文章にするには、自分なりの掘り下げた理解を持ち、それを演出する必要がある。
通常、何らかの 主題 をひとつ提示して、それについての 問題点 (これは複数でもよい) を指摘したうえで、具体例 (複数あることがのぞましい) をとりあげて説明・議論して、 結論 を示す。
説得を目的としない場合は、読者の意見を変えられなくてもよい。むしろ、自分の意見やそれを支える根拠となる事実や考えかたを知ってもらうことが重要である。
文章全体としての形式のほか、各セクションを組み立てるのにも使える。
段落4--6個ということは、主張を4--6個ならべてひとつのレポートを構成するということなので、大したことは書けない。自分のえらんだキーワードについて何を書くかを、かなり小さいところまで絞る必要がある。
こまかいところからつくりはじめ、それらをあとからまとめる方法。 KJ法 (川喜田 1967, 1970; 大岩 n.d.) など。
マインドマップ (月刊ビジネスアスキー編集部 2010; マインドマップの学校 n.d.) など
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