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田中重人 (東北大学文学部教授)
2022-04-21
現代日本学社会分析研究演習I/現代日本学演習III「現代日本における社会問題の分析」
文献を特定するのに必要な情報を「書誌情報」(bibliographical information) という:
論文でこれをどのように表記するかは、自分の分野の代表的な雑誌等のルールを確認しておくこと。
URLなどを示す場合は、つぎのような優先順位で考えるとよい:
電子化された (インターネットで公開された) 文献は、従来の (印刷・製本された) 文献とは若干あつかいが異なる。
一度の探索で網羅的に情報が集められるわけではないので、ふだんからアンテナを立てておくことが大切である。
研究成果は論文や書籍として発表される。
そのほか、図書館のホームページ http://www.library.tohoku.ac.jp から「資料を探す」→「データベース」タブを開いてみるとよい。
研究対象による。自分の研究分野の入門書や、代表的な研究機関のサイトなどを調べるとよい。
大学などでは、所属する研究者 (教員・研究員・博士課程学生などをふくむ) の研究成果の情報を収集している。これを集積したデータベースが公開されており、そこから各研究者がおこなった調査の情報を得ることができる。
また、研究者が個人的にウェブサイトを開設していたり、SNS等で情報発信していることも多い。
論文等について質問したい場合、著者本人に問い合せてみるとよい。雑誌論文には著者所属やメールアドレスなどが書いてあることが多い。また上記の J-Global などでも連絡先を調べることができる。ただし、 問い合わせの前に、公開されている情報をできる限り集めて から。
多くの調査研究は科学研究費補助金 (文部科学省または日本学術振興会) などの助成を受けておこなわれているので、その研究課題のデータベース中に調査の情報がかなりある。
各研究分野には、通常、その分野の中心となる学術雑誌がある。そうした雑誌については、新刊情報をチェックするとともに、過去にさかのぼって読んでおく。
雑誌がつくられる過程 (特に掲載する論文をどのように決めているか) に注意すること。
また、分野ごとにデータベースが作られていることも多い。附属図書館によるリスト http://www.library.tohoku.ac.jp/search/database.html など参照。
4/28 は、各自の選択した論文に基づいてグループを決め、その各グループで、論文の内容について議論します。
そのあと (5/12, 19) の2回で、論文について発表します。
当日の発表手順は次の通り:
報告すべき内容は次の通り:
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