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田中重人の授業 (2002年度)

東北大学文学部/大学院文学研究科

(◆◇は『講義概要』『シラバス』記載内容。★はその他の注記。)


2002年前期 (4〜7月)

【学部2年生対象】現代日本論購読 I 「論文作成の基礎」(水曜4限:文学部大講義室)

◆授業内容:大学での研究 (たとえば授業での課題,レポート,卒業論文など) で要求される文章は、高等学校までの「作文」とは本質的にちがう。研究の文章は、(1) データに基づいた論理的な推論を中心とする、(2) 論理構造に沿った章立てや段落分けが重要である、(3) 誤解をまねかないよう正確に書かなければならない、 (4) 先人の業績と自分の意見とを区別しなければならない、(5) そのために文献参照の規則がこまかく定められている、といった特徴をもつ。この授業では、これらのルールを学ぶと同時に、実際に論文を執筆し、受講者相互の批評をとおして執筆のプロセスを習得する。
◇テキスト:木下是雄、1981『理科系の作文技術』中央公論社。
◇成績評価の方法 各回の授業中の課題 (40%)、中間レポート (20%)、期末レポート (40%) を合計して評価する。

授業資料

【学部3年生対象】現代日本論演習 I 「現代日本文化に関する論文講読」(木曜2限:文・法合同研究棟2F観察室)

◆授業内容:現代日本文化に関する論文を講読する。1論文を (a) ロジックの抽出、(b) 構造の抽出、(c) 図表の解説、(d) 鍵概念の抽出、の4人で分担して、それぞれの担当者の報告とそれに対する質疑をおこなう。論文の読みかたを理解するとともにプレゼンテーションと質疑応答の技術を身につけることを目標とする。また文献データベースを使って、各自の関心にしたがって論文を検索する時間を設ける。
◇参考書:諏訪邦夫 (1995)『発表の技法』講談社。
◇成績評価の方法:毎回の報告および質問によって評定する。

★論文検索には 東北大学図書館の「雑誌記事索引」無料試行サービス (国立国会図書館/日外アソシエーツ) を 利用する 予定です。

授業資料

【大学院生対象】比較現代日本論研究演習 I 「統計分析入門」(金曜2限:文学部本館7Fコンピュータ実習室)

◆授業内容:データの特徴を要約する記述統計の手法を中心に、統計分析の基礎を学ぶ。統計解析パッケージSPSSを使ってデータ分析の実習をおこなう。
◇実習室で使用できるコンピュータ台数が限られているため、受講人数の制限をおこなうことがある。
◇テキスト:吉田寿夫、1998『本当にわかりやすいすごく大切なことが書いてあるごく初歩の統計の本』北大路書房。
◇成績評価の方法:各回の授業中の課題 (50%)、中間試験 (20%)、期末レポート (30%) を合計して評価する。

授業資料


2002年後期 (10〜1月)

【1年生対象】基礎科目・文化論「ジェンダー論」(木曜2限:全学教育棟C-200教室) 10月3〜24日の4回分を担当

◆授業の目的:現代日本におけるジェンダー状況の現状と直面する問題、及び、ジェンダーに関する法制度上の問題を明らかにする。
◇成績評価方法:レポートによる (具体的な内容は講義のなかで説明する)。
◇教科書は使用しない。参考書・参考文献は各講義のなかで適宜紹介する。

★講義概要は シラバス検索システム からたどれます。

★田中担当分の 授業資料

【学部3年生対象】現代日本論演習 II 「統計分析の基礎」(火曜4限:文学部本館7Fコンピュータ実習室)

◆授業内容:小規模標本調査を念頭において、統計分析の基礎的な手法を学ぶ。コンピュータを実際に使って、データ分析の実習をおこなう。
◇実習室で使用できるコンピュータ台数が限られているため、受講人数の制限をおこなうことがある。
◇テキスト:吉田寿夫、1998『本当にわかりやすいすごく大切なことが書いてあるごく初歩の統計の本』北大路書房。
◇成績評価の方法:各回の授業中の課題 (50%)、中間試験 (20%)、期末レポート (30%) を合計して評価する。

授業資料

【大学院生対象】比較現代日本論講読 II 「現代日本論論文講読」(水曜2限:文・法合同研究棟2F観察室)

◆授業内容:各自の関心に沿って雑誌論文 (日本語または英語) を探索し、各論文について報告と質疑応答をおこなう。1論文を (a) ロジックの抽出、(b) 構造の抽出、(c) 図表の解説、(d) 鍵概念の抽出、の4人で分担する。論文の読みかたを理解するとともにプレゼンテーションと質疑応答の技術を身につけることを目標とする。
◇参考書:諏訪 邦夫 (1995)『発表の技法』講談社。
◇成績評価の方法:毎回の報告および質問によって評価する。

授業資料

【大学院生対象】比較現代日本論研究演習 II 「実践的統計分析法」(金曜2限:文学部本館7Fコンピュータ実習室)

◆授業内容:研究の現場で必要となる統計分析手法は、分析の目的とデータの特徴によってさまざまである。この授業では、さまざまな分析手法をとりあげて、それらの特徴と使い方を習得する。統計解析パッケージSPSSを使ってデータ分析の実習をおこなう。
◇履修要件 前期開講の 比較現代日本論研究演習I を履修済みであるか、それと同等の知識を習得済みであること。
◇テキスト:なし
◇成績評価の方法:各回の授業中の課題 (50%)、中間試験 (20%)、期末レポート (30%) を合計して評価する。

授業資料


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