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田中重人 (東北大学文学部准教授)

現代日本論演習/比較現代日本論研究演習I「統計分析入門」(2013)

第6講 クロス表分析の基礎 (5/29)


[配布資料PDF版]
[テーマ] クロス表の書きかたと読みかた

前回課題について

グラフは大きく2種類にわかれる:

  1. 一定の面積を分割して割合を示す: 円グラフ、帯グラフ、ヒストグラム、度数ポリゴンなど
  2. 位置または長さで量を示す: 棒グラフ、折れ線グラフ、散布図など

構成比 (全部足すと100%になる) を示すには (1) のグラフを使うのが原則……であるが、実際にはそうでないことも多い。


データセットを分割する方法

SPSSには、特定の変数の値によってデータセットを分割するコマンドがある

いったんこの操作をすると、それ以降は、すべての分析が、その変数の値ごとに別々におこなわれる。

元に戻すときは、「データ」→「ファイルの分割」→「すべてのケースを分析」


今回の課題

「性別」と「性別による不公平」について、次の手順で「クロス表」(cross table) を作成する:

  1. メニューから「分析」→「記述統計」→「クロス集計表」
  2. 適当な変数を「行」「列」にひとつずつ指定
  3. 「セル」にパーセンテージ (行・列の両方) を追加

出力を元に、次のことを考える (参照:教科書第4章)

提出は、ISTUで火曜日正午まで。


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