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田中重人 (東北大学文学部教授)
2023-04-14
現代日本学社会分析研究演習I/現代日本学演習III
現代日本における社会問題の分析
[配布資料セットPDF版]
[第1回配布資料PDF版]
各回資料:
[4/13]
[4/20]
[4/27]
[5/11]
[5/18]
[5/25]
[6/1]
[6/8]
[6/15]
[6/22]
[6/29]
[7/6]
[7/13]
[7/20]
[レポート]
[口頭試問]
[レポート改訂版]
3年生・大学院生対象:2023年度 1学期 <木2>605演習室
Google Classroom
クラスコード
qneju3t
『講義概要』記載情報 (一部)
- ◆
到達目標: 社会問題を分析するための基本的なスキルを習得する。
- ◆
目的・概要: 日本における社会問題について、各自の関心に基づいて問いを立て、資料・データを収集・分析し、批判的思考と議論を通じて答えを導くプロセスを体験する。受講者各自の関心にしたがって文献調査を行い、途中経過の報告と討論を行いながら日本近代史に関するレポートを作成する。
- ◇
参考書: 佐藤望ほか (2020)『アカデミック・スキルズ: 大学生のための知的技法入門』(第3版) 慶應義塾大学出版会. {ISBN:9784766426564}
- ◇
成績評価方法: 授業中の課題 (30%)、途中経過等報告と討論での発言 (30%)、期末レポート (40%)
この授業の目標
- 知的生産の技術
- 論文に書く内容を決めるまでのプロセス
- 意味のある問いと根拠のある答え
- メディア、他人、自分自身の利用方法
- 批判することの重要性
授業予定
- イントロダクション [4/13]
- 第1講 文献データベースの利用 [4/20]
- 論文の読みかたと発表内容 [4/27]
- 論文について発表 (1) [5/11]
- 論文について発表 (2) [5/18]
- 第2講 引用をたどる [5/25]
- 第3講 中心的情報源 [6/1]
- 第4講 専門用語と理論体系 [6/8,15]
- 第5講 資料の評価と活用 [6/22]
- 第6講 アイディアの創出 [6/29, 7/6]
- 第7講 議論を組み立てる [7/13]
- 第8講 価値ある研究のために [7/20]
- レポート [7/27]
- 口頭試問 [8/3]
- レポート改訂版 [8/10]
- ※
受講人数などの都合で授業計画を変更する可能性があります。
注意事項
- 連絡や課題提出は
Google Classroom
で行う予定です。もし使えない場合には、教員まで連絡してください。
- 授業時間外に、個別面談やグループ活動をおこなうことがあります (その場合、受講者の都合にあわせて日時を設定)。
受講フォーム記入
- 自分の問題関心
- 日頃使っている学習、研究、資料整理、スケジュール管理の方法
レポートのフォーマット
この授業では、長い文章を書くことは要求しない。期末レポートでは、つぎのような形式で、必要な情報を短くまとめること (通常、A4用紙2枚以内)
- 問い
- その背後にある大きな問い
- 問いの学問的背景
- 問いの社会的意義
- 答え
- 必要な予備知識と前提
- 答えの根拠
- ありうる批判とそれをクリアする方法
- 問いを発展させる可能性
- 文献
問いと答え、それを導くための根拠 (証拠) の重要さについては、山内・戸田山 (2022) など参照。
〔戸田山〕問いを探索したうえで重要な問いを明確に立てる。それに対する自分の、
今のところ最善の答え
を出す。ただ単に答えを出すだけではなくて、
きちんと証拠によってサポートされたもの
を、他の人にも理解可能なかたちでまとめる。
他の人はそれを読んで批判をして、議論をしたうえで、さらに良い答えに至る。
以上のための最適の手段だからこそ、学生のみならずみんなが論文の書きかたを身につける必要があるわけです。研究者ではない人にとっても論文が書けることはすごく大事なことですし、世の中を良くしていくうえで、広い意味での論文はたいへん役に立つ。
(山内・戸田山 2022) 〔強調は引用者による〕
文献検索について
- →
論文検索方法 (簡易版)
宿題
自分の興味に合った論文を一つ選び、なぜその論文に興味をもったかを簡単に説明
- オンラインで読める論文であれば、そのURL (あるいはDOIなど) を書くだけでよい
- そうでない場合は、論文全体をスキャンしたもの (あるいは写真) も提出
来週の授業で2--3人のグループを決め、連休以降の授業で論文の内容についての発表をおこなう。
文献
この授業のインデックス
第1回授業
TANAKA Sigeto
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- 2023-04-12:Revised
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