http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/2016/readg/r160520.html
田中重人 (東北大学文学部准教授)
2016-05-20
サンプルが表示されるので、上記の条件に合うものをえらぶ。 ただし視認性にすぐれているサンプルはあまりない。 背景がうっとうしいものは、「背景を非表示」チェックを入れてつかう。
田中がふだんつかっているデザインテンプレートは http://tsigeto.info/2011/readg/deeppurple.pot または研究室ネットワークの [共有フォルダ] → [tanaka] 内の deeppurple.pot にある。これを開いて、ファイル名を付け直してつかってもよい。
スライドを作成してから、「挿入」→「表」または「グラフ」。 スライド中のアイコンをクリックするだけでよい場合もある。適当な例が表示されるので、形式やデータを変更する。
他のソフトウエアで作成したものを貼り付けることもできる (サイズが巨大になることがあるので注意)。
アニメーション効果を出したい部分を選択しておいて「アニメーション」
(スキャナがつながっているコンピュータのみ)
画像の解像度を上げれば上げるほどきれいになるが、ファイルサイズが大きくなるので注意。
デジタルカメラなどで撮影した画像ファイルを切り貼りするには、上記手順の6から。
PC画面表示を取り込むには、"Print Screen" (PrtScn など) のキーを押し、「ペイント」を起動して貼り付ける。あとは上記の7から。
通常の保存は「上書き保存」または「名前をつけて保存」すればよい。.pptx という拡張子のファイルが保存できる。
ただし、ほかのファイルにリンクなどしている場合や、特殊なフォントをつかっている場合には、 このファイルだけを別のところにコピーするとうまく動かないことがある。 他の環境でも確実に同一のプレゼンテーションができるようにする場合は、「ファイル」→「保存と送信」→「プレゼンテーションパック」を使う。 フルセットでプレゼンテーションパックをつくると、リンクされているファイル、使用されているフォント、PowerPoint 再生専用ソフトがまとめてひとつの圧縮ファイルに保存される。 Windows環境であれば、どのパソコンでも確実に再生できる。
PowerPoint の通常の画面では、下端に「ノート」、左端に「アウトライン」が表示される。
圧縮した印刷
ノートの印刷
印刷の際は「単純白黒印刷」または「グレースケール」にしておくとよい。
配布資料は、A4用紙2--4ページ (またはそれらを2枚ずつ並べてA3サイズにコピーしたもの)。人数分のコピーを用意しておくこと。
最初のページの上端に、日付、授業名、報告者名、所属、その論文のタイトルと担当を書く。
「それだけをみてわかる」程度のくわしい情報を盛り込む。正式には論文としての体裁を整えるものだが、この授業ではそこまでは要求しないので、見出しと箇条書きを並べた程度のもの (ちゃんとした文章になっていないもの) でよい。
論文中から引用する場合は、ページ数を示すこと。
報告の内容は、事前に練習して、ほぼ覚えてしまうのが基本である。しかし、細かいところまで暗記する必要はない。細部については、発表原稿を用意しておいて、それを見て確認しながら報告を進める。
この発表原稿は人に見せるものではないので、自分がわかればそれでよい。どのようなものをつくるかは、各自のスタイルによって決めればよい。たとえば、つぎのような形式がありえる:
いずれの場合も、つぎのようなことがわかるようにしておくこと:
発表原稿は、練習を積みながら改良していくものである。
報告前に、必ず練習を積んでおくこと。一度は、実際にスクリーンにスライドを投影して、リハーサルをやってみること。それ以外にも、頭のなかにスライドを思い浮かべながら、小さい声で練習するのもよい。全体を繰り返し練習するのはもちろんだが、特にむずかしい部分がある場合は、そこだけ取り出して練習するとよい。
特に重要なのは、時間をきちんと配分して、制限時間におさまるようにすることである。また、スライドの切り替えや画面のポインティングの仕方や、話すときの間の取りかた、抑揚や強調の仕方も練習しておくこと。
ひとりめの報告者は、機材を準備しておくこと:
報告のときは、体を聴衆の側に向けてしゃべる。聞き手がどのような反応を示すか、注意すること。
報告時間は、プロジェクタのタイマー機能 (リモコンの P-TIMER ボタンを押すと計測がはじまる) を使って計測する。報告時間 (10分) の前後30秒程度で終わるように。
スライド上で見るべきところを指示するには、指示棒、レーザーポインタ、アニメーションが使える。
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