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田中重人 (東北大学文学部准教授) 2018-01-10

現代日本論演習/比較現代日本論研究演習II「調査的面接の基礎」

発表会

[テーマ] 面接における対象者への配慮

発表会 (つづき)

各自の面接結果について、報告書に何を書くかを中心に置いて、発表と討論


学術倫理の3つの側面

研究対象に対する問題: 対象者に対するインフォームド・コンセント、個人情報の管理、成果のフィードバック
学術共同体内での問題: データの捏造、改竄、アイデアの盗用、ギフト・オーサーシップ
研究成果の応用に関する問題: 公表した研究成果やそれに基づく提言がどのような結果をもたらすか

研究対象への配慮


調査的面接法を学ぶことの意義

他のデータ収集法とのちがいを考えてみる:

調査的面接においては、コミュニケーションの過程をあまり標準化・構造化しない。面接者との会話の記録がそのまま分析データとなるため、会話の当事者としての主観的な解釈が大きな役割を果たす。

面接と書き起こしにかかる手間と時間が膨大である。このため、大量のデータはとれない。


文献


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