[Previous page]
[Next page]
http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/2014/intv/i141008.html
田中重人 (東北大学文学部准教授)
2014-10-08
現代日本論演習/比較現代日本論研究演習II「調査的面接の基礎」
第1講 研究のイメージをつかむ
[配布資料PDF版]
[課題用紙PDF版]
- [テーマ]
研究がどのような形でできていくかのイメージをつかむ
課題
配布する論文4本(修士論文と卒業論文)をよみ、それぞれの結果のまとめかたの特徴を考えよ。
- A:
「チュートリアル活動における対人関係の形成に関わる要因」
(2004年度修士論文)
- B:
「男性日本語学習者の自称詞使用:東北大学留学生へのインタビューから」
(2011年度卒業論文)
- C:
「仙台市における日本語学習支援体制:行政・ボランティア・日本語学習者を対象とした面接調査の結果をもとに」
(2007年度修士論文)
- D:
「交換留学経験が個人に与える影響について:東北大学文系学生の場合」
(2009年度卒業論文)
結果のまとめかたのポイント
- 事前に枠組を決めておくか、面接結果から枠組をつくるか
- 各対象者を理解することに重点を置くか、複数の対象者に共通のことを見つけようとするか
- どのような対象者をどのようにして何人集めるか
質問項目を考えるプロセス
シナリオの作成
中心的な質問以外に必要なこと
- 自己紹介
- 研究や調査の目的などについての説明と同意
- 信頼関係形成のための方策
- 提示資料
Open question と Closed question
(教科書60--64ページ)
次回予習
次回は、対象者選定、シナリオ作成、録音、書き起こしなどの具体的手法について。教科書66--67ページを読んでおくこと。67ページ下端の留意点について、具体的にイメージしてみること。
この授業のインデックス
|
関連するブログ記事
前回の授業
|
次回の授業
TANAKA Sigeto
History of this page:
- 2014-10-08:Created
- 2014-10-08:Minor corrections
This page is monolingual in Japanese (encoded in accordance with MS-Kanji: "Shift JIS").
Generated 2014-10-08 12:41 +0900 with
Plain2.
Copyright (c) 2014
TANAKA Sigeto