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田中重人 (東北大学文学部准教授) 2016-04-12

現代日本論概論

現代日本における家族

2年生対象:2016年度 3セメスタ <火2>133教室 (文学部棟 1F)


[配布資料セット (PDF)]

各回資料: [4/12] [4/19] [4/26] [5/10] [5/17] [5/24] [5/31] [6/7] [6/14] [6/21] [6/28] [7/5] [7/12] [7/19] [7/26] [8/2] [8/16]


概要

到達目標:(1) 家族研究の基礎的な概念と理論を理解する; (2) 実証的データに基づいて現代日本における家族の現状を把握する
授業内容・目的・方法:「家族」をめぐる問題は、さまざまな学問領域で研究対象となっています。この授業では、社会学を中心に、法学・経済学・人口学などにおける家族研究の成果を概観したうえで、現代日本社会における家族問題について考えます。トピックとしては、親族関係の分析、家族の形態と制度、結婚と離婚、出生と育児、ライフコースからみた家族、人口変動と家族などをとりあげます。授業においては、およそ2回に1回の割合で、これらのトピックに関連したテーマを設定して、授業時間内に作文を完成させる課題を課します。また法律や統計などの資料を探索・解釈する宿題を課したり、各自の役割分担にしたがって調べたことを互いに教えあう活動をすることもあります。
教科書:神原文子 (ほか編)(2009)『よくわかる現代家族』ミネルヴァ書房. {ISBN:9784623053445}
成績評価の方法:授業中の課題と宿題 (65%、うち20%は6/14実施予定の進度確認課題による)、期末レポート (35%) を合計して評価する。
その他:授業中の課題遂行のため、携帯用通信機器や電子辞書の持ち込みを推奨する。

授業予定

  1. イントロダクション [4/12]
  2. 親族と家族 【I-1】 [4/19]
  3. 家族の法【XI】[4/26] [5/10] [5/17]
  4. 法律情報の調べかた [5/24]
  5. 人口と家族 【VI-3】 [5/31] [6/7] (レポート計画提出)
  6. ライフサイクルの変化 【III, VI-4】 [6/14] (+進度確認)
  7. 家族変動 【III】 [6/21]
  8. 家族の経済学 [6/28] [7/5]
  9. レポート内容について相談と発表 [7/12 前後] [7/19]
  10. 第12講  授業全体のまとめとレポート提出 [7/26]
  11. レポート返却 [8/2]
  12. レポート改訂版提出期限 (任意) [8/16]
    [ ] 内の日付は、おおよその計画をあらわしているが、実際の授業の進行状況によって前後にずれることがある。
    【 】 内は、教科書の章番号 (主として参考にする部分)。

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