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田中重人 (東北大学文学部准教授)
2017-12-08
現代日本論基礎講読「研究法入門」
第5講 議論を組み立てる
[配布資料PDF版]
[課題用紙PDF版]
- [テーマ]
厳密な思考と建設的な批判
文献・資料の探しかた
論文講読と口頭発表
論文と口頭発表に触れておくことは、学術的な表現方法を習得するという観点からも重要である。必ずしも自分の研究対象でなくとも、様々な分野の論文を積極的に読み、論文の構造や文体や語彙に慣れておくこと。口頭発表については、大学内外での学会・研究会・ワークショップなどに参加してみるとよい:
課題1 マインドマップについて意見交換
各自が作ってきたマインドマップを見ながら、グループで意見交換する
- 5分程度で説明、そのあと意見交換
- 思いついたことはとりあえず口に出してみること
- この段階では、最終的なレポートの形や、厳密な理論展開や根拠については保留しておいてよい
課題2 問いと答えの表を作成
前回資料参照
次回までに完成させて3部持ってくること (うち1部を授業後に提出)。
注意すべきポイント
概念と用語
- 定義と意味
- 実際の用法
- 当てはまるものと当てはまらないもの
- 他の概念との関連
論理
データ
- 対象
- 測定と分析の方法
- 測定の妥当性・信頼性再現性
- 結果をどのように解釈するか
- どのように一般化できるか
- 直観と内省
推論
- 確率と統計的推測
- 場合わけは網羅的か
- 複数の推論の組み合わせ
価値判断
今後の予定
- 12/15は通常授業
- 12/22, 1/5 休講: その代わりに個人面談 (レポートについて)
- 1/12,19 レポート内容について発表:
- 1/26 休講: そのかわり口頭試問を1月末〜2月初めにおこなう
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