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田中重人 (東北大学文学部准教授) 2017-12-15

現代日本論基礎講読「研究法入門」

第6講 プロジェクトとしての研究


[配布資料PDF版]
[テーマ] 研究を完成させるのに必要なこと

課題

作成してきた問いと答えの表について、意見を交換する。


注意すべきポイント

前回資料参照


発表会

1/12,19 の授業では、各自の研究成果について発表をおこなう


口頭試問

授業最終週に、ペアで口頭試問をおこなう。 1人15分程度。時間と場所はペアごとに決める。

発表会の時の資料から改訂した部分がある場合は、改訂後の資料を持ってくること。試問ではいろいろなことを聞かれる可能性があるので、参照する可能性のある資料を準備しておくこと。

口頭試問の際に提出された資料が、レポート確定版として成績評価の対象になる。


プロジェクトとしての研究

Project: 有期性と独自性という2つの特徴を持つ業務。「有期性」とは、明確な始まりと明確な終わりがあること、「独自性」とは、これまでにない新しい何かを創出する新規性があること。(花岡編, 2012, pp. 1--2)

通常は、企業の中でチームを組んでおこなわれる一連の仕事を指すことが多い。この場合は、人員や予算の制約がプロジェクトの管理の上で重要となる。

学生がひとりでおこなう研究の場合は、このような制約はあまり重要ではない。それよりも、自分の使える時間・体力・知識を正確に把握して、余裕をもって計画を立てる (進行状況を見て適宜修正する) ことが必要になる。

【課題2】この授業の結果報告 (1/12, 19) に向けてやらなければならないこととその時期的な見通しについて整理せよ。ガント・チャート (Gantt chart) の形で書くことを推奨するが、ほかの方法でもよい。


文献


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