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田中重人 (東北大学文学部准教授)
2019-05-09
現代日本学社会分析研究演習I/現代日本学演習III「現代日本における社会問題の分析」
一度の探索で網羅的に情報が集められるわけではないので、ふだんからアンテナを立てておくことが大切である。
研究成果は論文や書籍として発表される。
そのほか、図書館のホームページ http://www.library.tohoku.ac.jp から「データベース」タブを開いてみるとよい。
最近は各出版社の電子ジャーナル、電子ブックや大学などの「機関リポジトリ」(repository) の整備が急速に進み、全文をオンラインで読んだり検索したりできる文献が増えてきている。その多くは有料であるが、東北大学で購読契約を結んでいるものは、学内のネットワークからのアクセスであれば読むことができる。
研究対象による。自分の研究分野の入門書や、代表的な研究機関のサイトなどを調べるとよい。
大学などでは、所属する研究者 (教員・研究員・博士課程学生などをふくむ) の研究成果の情報を収集している。これを集積したデータベースが公開されており、そこから各研究者がおこなった調査の情報を得ることができる。
また、研究者が個人的にウェブサイトを開設していたり、SNS等で情報発信していることも多い。
論文等について質問したい場合、著者本人に問い合せてみるとよい。雑誌論文には著者所属やメールアドレスなどが書いてあることが多い。また上記の J-Global などでも連絡先を調べることができる。ただし、問い合せの前に、公開されている情報をできる限り集めてから。
多くの調査研究は科学研究費補助金 (文部科学省または日本学術振興会) などの助成を受けておこなわれているので、その研究課題のデータベース中に調査の情報がかなりある。
各研究分野には、通常、その分野の中心となる学術雑誌がある。そうした雑誌については、新刊情報をチェックするとともに、過去にさかのぼって読んでおく。
雑誌がつくられる過程 (特に掲載する論文をどのように決めているか) に注意すること。
また、分野ごとにデータベースが作られていることも多い。
Web of Science 画面上部の「Myツール」から、メールアドレスを登録して使う。
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