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田中重人 (東北大学文学部准教授) 2020-06-22

レポートについて

[テーマ] 期末レポート計画について

期末レポート課題

課題: 2020年の報道から職業に関連する記事を1つ選び、この授業の内容と関連付けて説明する (4000字以上、50点相当)

今後のスケジュールは以下のとおり

計画内容について教員からコメント (必要なら個別に相談方法と日時を決める)
7月24日までにレポートの草稿を提出
8月3日までに、草稿にコメントして返却するので、それを参考に書き直すこと
8月11日までに最終版を提出

当初、計画について全員と個別面談する予定にしていましたが、人数が多すぎて時間の確保がむずかしいため、とりあえず、今日までに提出された計画について、コメントを教員から返すことにします。そのあとで、(教員または学生の判断に応じて) 必要であれば、個別に面談時間を設定します。

レポート採点にあたっては、最終版だけでなく、それ以前の計画から草稿の段階も考慮する。
他の人に相談したり議論したり添削してもらったりすることを推奨する。ただし、誰からどういう助言をもらったかをレポート末尾に「謝辞」として明記すること。
レポートの書きかたについては、 http://tsigeto.info/2018/writing/ および適当な指導書を参考にすること。

出題意図について

この課題のポイントは、「記事を1つ選」ぶこと、「授業の内容と関連付けて説明する」ことの2点です。

前者は、選んだ記事の内容をきちんと読み取ることを要求しています (これが意外とむずかしい)。たくさんの記事を参照する必要はなく、ひとつでじゅうぶんですが、細部まできちんと読んでください。もちろん、きちんと読めているのであれば、たくさんの記事や文献を参照してかまわないのですが、出題者の意図としては、その記事でなにが報道されているかの内容を精確に読み取れているかどうかがまず重要です (精確に読むためには予備知識が必要で、そのためには他の文献を読まなければならない、ということはありえます)。

後者は、授業で学習した内容が身に付き、応用可能なものになっているかどうかを測定したいということです。よく「自家薬籠中」というような言いかたをしますが、学習したことをきちんと理解できていれば、他の知識を結び付けて使用でき、ちがう事柄にも応用できるはずだ、ということですね。

ということで、このレポート課題では、自分の選んだ記事と、授業で学習したことの両方がきちんと理解できていて、それを他人に説明できる、というところが重要です。

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