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田中重人 (東北大学文学部准教授) 2020-06-05

現代日本学演習II「統計分析の基礎」

復習と進度確認


[配布資料PDF版]
[テーマ] クロス表の整形と解釈の方法

前回課題について

2×3のクロス表なので、 m=2 である。このため、m-1=1 となるので、結局 V = √(χ2 / ( N(m-1) ) ) = √( χ2 / N ) である。PSPPの出力にあてはめて確認してみるとよい。

式 [4-17] のなかでは、

添字を使った表記 (たとえば n11 や n1. や n.1 など) を覚えておくとよい。

連関係数 V は

「完全な」関連とは? → 教科書 p. 115


連関係数の解釈

連関係数は、「モデル」と「データ」の乖離を表した値と解釈できる

多くの統計手法で、このタイプの「○○係数」が使われる。

連関係数 V の大きさの評価は主観的な問題であり、対象とする変数の性質によって基準が変わる。非常に大雑把には、つぎのような値を目安にするとよい:


連関係数とφ係数、%との関連

PSPP では √(χ2 / N) の値を Phi (ファイ = φ) として出力する。ただし、2×2クロス表のときは、これに符号をつけて関連の方向性を示す (マイナスになる場合がある)。 m=2 のときは、V = |φ| である。φ係数については (おなじ値に帰着する) 別の計算方法がある (教科書 p. 110)。

2×2クロス表においては、φ係数と%の差との間には、一定の関係がある。


論文等のための表の書きかた

自分だけが見て参考にする場合はどういう表の書きかたでもよいが、人に見せる表については、きちんと整形する。

タイトル、表本体、注釈を読めばそれだけでわかるように書くこと。縦罫線はなるべく引かない。文字列は左揃え、数字は小数点揃えが基本。

表の実例:

Tables sample

表に書くべき要素はつぎのとおり:

行→列の因果を想定して表を書くのがふつうだが、ページ中の配置などの都合によっては列→行でもよい。方向は、合計の「100.0」で区別する。

2列表の場合は、1列の%だけ示してもよい


復習事項

PSPPの操作

統計分析の基礎など

クロス表


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