[Previous page]
[Next page]
http://tsigeto.info/2021/statu/u220121.html
田中重人 (東北大学文学部准教授)
2022-01-21
現代日本学演習V「実践的統計分析」
第12講 回帰分析についてまとめ
[配布資料PDF版]
- [テーマ]
回帰分析について復習とまとめ
回帰分析結果の書きかた
係数の推定値の表だけを書く。
- 推定値と標準誤差を書くのがふつう
- ダミー変数の場合、ひとまとまりであることと基準のカテゴリーがわかるように工夫する
- 検定結果をアスタリスク (*) で示す
- 表の下に決定係数 R 2 とその検定結果、人数を示す (人数は、「分散分析」表の「合計」の自由度に1を足すとわかる)
ダミー変数については、本文中でも説明したほうがよい。たとえば「性別は、男性を1、女性を0とする」「中等教育を基準として、高等教育、初等教育をあらわすダミー変数を作成した」など。
回帰分析そのものの結果については上記のとおりであるが、その前段階として、各変数の分布 (度数分布表または平均・標準偏差の表) と変数間の関係 (クロス表または相関係数) を示しておくことが多い。
回帰分析のまとめ
- 因果関係とは
- 疑似相関と媒介効果
- 剰余変数の制御 (control)
- 最小二乗法
- ダミー変数
発展のための新しいトピック
- 被験者内効果を含むモデル (変量効果 → random effect)
- マルチレベルデータの分析
- 時系列データ (連続するデータの恣意的な区切り、測定のラグ、ノイズの処理など)
- 因果関係の分析をめぐる近年の展開 (厳密な無作為化実験への接近)
- 複雑なモデルを推定する方法 (ベイズ統計学とシミュレーション)
- 機械学習と人工知能
この授業のインデックス
前回の授業
|
期末レポート
TANAKA Sigeto
History of this page:
- 2022-01-21 : Created
- 2022-01-21 : Minor corrections
This page is monolingual in Japanese (encoded in accordance with MS-Kanji: "Shift JIS").
Generated 2022-01-21 16:03 +0900 with
Plain2.
Copyright (c) 2022
TANAKA Sigeto