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田中重人 (東北大学文学部教授)
2022-11-04
ふたつの変数どうしが正 (+) の関係にあるか、負 (−) の関係にあるかを、−1 〜 +1 の範囲の値であらわす。
「相関図」(または「散布図」(scattergram) ともいう) を描いて考えるとよい (教科書 p. 75)。
相関図上の任意の2点を直線で結んだとき
それぞれのペアの個数を C, D とする。
Goodman-Kruskal's γ = (C-D)/(C+D)
同順位ペアをうまく扱えないので、あまり使われない
Kendall's τb = (C-D)/√KL
同順位ペアがなければ、Goodman-Kruskalのγと同じ値になる。
(x, y) の値がつぎの組み合わせであるような6人の標本があるとする:
( 1, 2 ) ( 2, 4 ) ( 2, 4 ) ( 4, 3 ) ( 4, 5 ) ( 5, 5 )
この標本について、Kendall の順位相関係数タウbを求めよ。
教科書の第3章、第8章7節を読んでおくこと。
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