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田中重人 (東北大学文学部准教授)
2019-11-26
20点満点 (4 + 6 + 4 + 6)
とりあえず、平均値を並べて比較するには:
SPSS では「分析」→「記述統計」→「記述統計」で多くの変数の平均値 (と標準偏差) を並べて出力できる。
同一ケースが複数の項目に回答している場合、 項目間に「対応」がある という。
このような項目の比較には、対応を考慮した分析法を使う必要がある。
例題: つぎのような 3ケース×2変数 のデータについて、どちらの変数が大きくなる傾向にあるかを考えてみよう: 変数A 変数B 差 ケースX 4 - 5 = ケースY 3 - 4 = ケースZ 5 - 1 = 平均値 多数決をとると?
このように、ケース間の 異質性が大きい 場合は、対応を考慮して分析しないと、データの特徴をつかみそこねる可能性がある。
「B. 高い収入」 vs. 「D. 家族からの信頼・尊敬」 …… どちらが大切?
これら2つ以外に B=D の人がいるから、これをどうあつかうかが問題になる。
「符号検定」(sign test) とは…
適当な2変数について、符号検定を行う。クロス表 (または相関図) も出力して、結果を解釈すること。 ISTUで来週水曜正午まで。
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