{1975:09169806:28(10):29} 橘 勝治. "離婚調停における財産給付の現状と課題". 法律のひろば 28(10): 29-36. ISSN=09169806. - CiNii Bibliography: issn=09169806; volume=28; issue=10; spage=29
- Content: 調停における分与額→鈴木ハツヨ「離婚調停における財産給付額の実証的研究」ケース研究133号2ページ。相続との関係。家事労働の評価→高木積夫『ジュリスト』531号96ページ。「当事者は、財産分与と慰謝料の異同をほとんど意識していない」(p. 30) 「離婚訴訟を起こせばかなりの離婚給付が認容される可能性のある事例であるにも拘らず、一刻も早く横暴な夫から解放されたいとの妻の切実な希望から、給付請求の放棄をいわば取引の材料として離婚についての夫の同意をとりつけようとする」(p. 31) 「近時交通事故訴訟においては、賠償額の定型化が進められ、裁判における認定額の予測を容易にしているが、離婚給付においても、はたして同様の定型化が可能なのであろうか。」(p. 32)
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