★2001年度後期授業は10月第2週から開始します
★現代日本論購読 I 「論文作成の基礎」レポート返却のお知らせ
★現代日本論演習 I 「統計分析の基礎」レポート返却のお知らせ
(◆◇は『講義概要』記載内容。★はその他の注記。)
◆授業内容:前半では、論文を書くうえで知っておかなければならないルールと、明解で論理的な文章に必要なテクニックを学ぶ。後半では実際に論文を執筆し、受講者相互の批評をとおして論文執筆のプロセスを習得する。
◇テキスト:木下是雄、1981『理科系の作文技術』中央公論社。
◆授業内容:小規模標本調査を念頭において、統計分析の基礎的な手法を学ぶ。講義・講読をとおした知識の習得と統計パッケージを用いた実習とを交互におこない、調査データの適切な加工ができる基礎的な分析力を身につけることを目指す。
◇ テキスト:吉田寿夫、1998『本当にわかりやすいすごく大切なことが書いてあるごく初歩の統計の本』北大路書房。
◆授業内容:統計資料に基づいてジェンダーの国際比較をおこなった論文(基本的に英語)をえらび、毎回1論文のペースで講読する。1論文につき、つぎの分担で5人が報告したあと討論をおこなう:(a)ロジックの抽出、(b) 構造の抽出、(c) 図表の解説、(d) 鍵概念の抽出、(e) 批判的コメント。
★実際にはジェンダーに関心のある学生が集まらなかったので、受講者の関心のある論文をテーマを問わずに適当に選んで読みました (ほとんどは日本語・言語教育関連)。 また、1回で1本の論文をこなすのは無理だということが判明したので、2回で1本にしました。
◆授業内容:現代日本文化研究の論文(日本語または英語)をとりあげ、毎回1論文のペースで講読する。論文の読みかたを理解するとともに、プレゼンテーションと質疑応答の技術を身につけることを目標とする。1論文につき、つぎの分担で5人が報告したあと討論をおこなう:(a) ロジックの抽出、(b) 構造の抽出、(c) 図表の解説、(d) 鍵概念の抽出、(e) 批判的コメント。
◇参考書:諏訪邦夫、1995『発表の技法』(ブルーバックス) 講談社。
◇成績評価の方法:毎回の報告および質問によって評定する。
★毎回1本の論文をこなすのはたぶん無理なので、2回で1本に変更する予定です。
★受講者の関心にあった論文をえらんでもらうため、論文検索の時間を設けます。
東北大学図書館の「雑誌記事索引」無料試行サービス
(国立国会図書館/日外アソシエーツ)
を利用する予定です。
◆授業内容:パラメトリックな多変量解析、特に回帰分析と因子分析の技法を習得する。講義による知識の習得と統計パッケージを用いた実習および論文の講読をとおして、多変量解析法を各自の研究課題に即して応用できるようになることを目指す。
◇テキスト:大野高裕、1998『多変量解析入門』同友館。
◇成績評価の方法:毎回の課題と学期末のレポートによる。
◆授業内容:日本社会における性別分業の現状と将来の展望について講義する。「男は仕事、女は家庭」という性別分業は戦後の経済成長の過程でどのように変化してきたのか、また世界各国と比較したとき現代日本はどのような位置にあるといえるのか、その背後にはどのような文化的・制度的・政策的条件があるのか、といった問題について、統計的資料を利用して多角的に明らかにする。
◇参考書:池内靖子 (ほか編)、1999『21世紀のジェンダー論』晃洋書房。
◇成績評価の方法:学期末のレポートと授業中の課題による。
★性別分業だけでなく、もうすこしひろく性別による格差全般をとりあげたいと思っています。
★受講希望者は、つぎの本から予備知識を事前に仕入れておくと役立つと思います:
また橋本健二 先生の集中講義「社会行動科学特論II:現代の階級理論と階級分析」(12月中旬開講) をあわせて受講することをおすすめします。
★1月の授業では、金野美奈子先生 (東京大学) をゲスト・スピーカとして招待する予定です。 金野先生は、日本の事務職の職場における男女の分離が作り出されてきた歴史的なプロセスを研究されています。 著書に『OLの創造:意味世界としてのジェンダー 』(勁草書房、2000年) があります。
Created: 2001-08-24. Updated: 2004-04-07. This page contains Japanese characters encoded in accordance with MS-Kanji: "Shift JIS".
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