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URL: http://www.nik.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/writing/w040507t.html
作成:田中重人 (講師) <tsigeto(AT)nik.sal.tohoku.ac.jp>

現代日本論基礎講読「論文作成の基礎」(2004)

第3回 パラグラフ (5/7): 課題の解答例


課題

教科書 3.1.1節 (p. 30−31) の4つのパラグラフについて、 要約をつくる


解答例

[トピック1] 絶句という形式
詳細: 起承転結の形式
具体例/引用: 王維の七言絶句「元二の安西に使するを送る」
つけたし: 五言絶句というもある
[トピック2] 起承転結の構成は、 人の心を動かす演説に向いている
根拠づけ: 話し上手な人のスピーチは起承転結であることが多い
原因: 「転」が聴衆の心を揺さぶるから
[トピック3] 理科系の仕事の文書の構成も起承転結に似ている
詳細/具体例: 序論、 実験の方法と結果、立場を変えて問題点を吟味、結論
言い換え: この組み立て方は、 起承転結の線に乗っている
[トピック4] こういう論文では、 エッセンスは「結び」あるいは「まとめ」にあった
抽象化: 重心がうしろにあった

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TANAKA Sigeto <mailto:tsigeto(AT)nik.sal.tohoku.ac.jp>


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