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田中重人 (東北大学文学部准教授)

現代日本論概論「現代日本における職業」東北大学 文学部 (2012年度 第4セメスタ)

第9講 ジェンダーと労働


[配布資料PDF版] [課題用紙PDF版]
[テーマ] 性別による働きかたのちがい

課題

別紙のグラフ (総務省統計局「労働力調査」2010年による) をみて、次のことについてまとめよ


復習


M字型曲線

現在の日本社会では、女性の労働力率を年齢階級別に描くと、30代後半を底とする曲線となる。このグラフの形がアルファベットのMに似ているので、「M字型」曲線と呼ばれる。

一方、男性の労働力率は、20代後半〜50代まで90%を超えており、また、中年期の落ち込みがない (高原型)。


次回 (1/11) までの宿題

「労働力調査」「賃金構造基本統計調査」について、つぎの項目を 図書館 で調べ、A4用紙にまとめて次回授業時に提出

  1. 2008年 (年平均) の15歳以上人口、労働力人口、労働力率、完全失業者数、完全失業率を調べる。
  2. 2008年の「所定内給与」平均、「所定労働時間」平均を調べ、それらをもとに、所定内労働1時間あたりの平均賃金をもとめる。
  3. これらの報告書の解説を読み、それぞれの調査方法のポイントをまとめる。
  4. これらの項目をどのような手順で調べたか。また調べる上で苦労した点。

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