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田中重人 (東北大学文学部教授) 2023-05-02

文章の表現I

各論3 ゼミナールの受け方の基礎


[配布資料PDF版] [課題用紙PDF版]
[テーマ] 「ゼミナール」の注意事項

課題

今日の授業内容について、わからないことをリストアップし、それについて回答を考える。


大学の授業

基本的な語義としては、研究の成果あるいは途中経過について報告と討論をおこなうのが「演習」、特定の文献について読み進めながら講義をおこなうのが「講読」であるが、両者が混合した授業も多い。どちらも、参加者は少数 (20人程度まで?) である。


演習・講読の受け方

報告する側

かつての学会報告などでは、完全な論文原稿を準備してそれを読み上げるのが正式の報告マナーであった。しかし今日では、PCで準備したスライドを投影しながら発表をおこなうなど、簡略化した方式によるのがふつう。

演習での報告もおおむねそういう簡略方式にしたがっているが、研究分野の慣習や教員の方針によってやり方が大きく異なる。その授業での指示にしたがって準備すること。

報告を聴く側

配布資料やスライドは、それだけ見てもわかるようにはなっていないのがふつう。口頭での説明とあわせて理解する。

わからないことについて質問する。何についての質問で、何を答えればいいかが、聴いている全員にわかるように、簡潔に。「〇〇の意味がわからないので教えてください」のような単純な質問でもよいし、「〇〇は××という意味だと理解しましたが、それでいいでしょうか」のように確認をとるタイプの質問でもよい。


次回準備

教科書4章を読み、「論文」と「レポート」はどうちがうかを考える。


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