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田中重人 (東北大学文学部教授)
2024-01-12
現代日本学基礎講読II「論文作成の基礎」
第11講 文献参照の方法 (補遺)
[配布資料PDF版]
- [テーマ]
文献参照の目的、方法、種類を理解する
文献同定課題について
- 雑誌論文や編書論文については、その雑誌や書籍を探すのが原則。特に編書の場合、個別の論文についての情報は探してもわからないことが多い。(CiNii Books
(http://ci.nii.ac.jp/books/)
等を使う)
- 図書館データベースでの雑誌巻号所在のよみかた (1994-2022 継続中 2-4,12-30+)
- 雑誌は、増刊号、臨時号、特集号のようなものが別建てになっていることがある
- 文献情報はしばしばまちがっているので注意
- 外国語の文献も、基本的な探しかたは日本語文献とおなじ。ただし、外国で出版されたものは日本の図書館には入っていないことが多い。
脚注方式による出典表示について追記
はじめて参照する文献については、完全な書誌情報を示すこと。
おなじ文献を2度目以降に参照する場合は、つぎのどれかによる:
- その都度完全な書誌情報を示す (木下是雄『理科系の作文技術』中央公論社、1981年 (53頁)。)
- 文献が識別できる範囲内で省略する (木下『理科系の作文技術』(161--163頁)。)
- おなじ著者名の文献がほかになければ、著者名プラス「前掲」(あるいは「前掲書」「前掲論文」など) としてもよい (木下、前掲 (4章)。)
- 直前に参照した文献とおなじなら「同上」としてもよい (同上 (16頁)。)
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