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田中重人 (東北大学文学部准教授)
2021-05-06
現代日本学社会分析研究演習I/現代日本学演習III「現代日本における社会問題の分析」
論文を読むときの注目点はいろいろある。意図的にちがう方法で読んでみるとよい。
次回以降の発表は、4番目の読みかたで (授業 初回資料 参照)。
Matthias ほか (1954) によるニオブ-スズ合金 (Nb3 Sn) の超伝導 (superconductivity) の研究
田中 (1996) によるフルタイム継続率の研究
田中 (2018) による「少子化」言説の研究
「問い」と「答え」1組だけで1本の論文ができるとは限らない。そうでないことのほうが多いので、いくつもの「問い」と「答え」を組み合わせて論文を書き上げるのがふつう。
研究のプロセスでは、さまざまな問いを立てて並行して答えを探していくことになる。論文を書く際には、実際に答えを出してきた順序とはちがう組み立てかたを考えること。
次回以降の発表では、その論文での中心的な問い1つにしぼって発表するとよい (時間が短いので)。
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