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分配的正義におけるマクロとミクロ
女性の経済的不利益を題材に
田中 重人
<http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/>
(東北大学大学院文学研究科)
東北大学法学研究科グローバルCOEプログラム「グローバル時代の男女共同参画と多文化共生」第11回月例研究会 (仙台) (2010-09-09)
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目次
- 何のための計量分析か?
- 女性の経済的不利益の分析
- 2.1. データ
- 2.2. 等価世帯所得
- 2.3. 等価世帯所得の男女差
- 2.4. 重回帰分析
- 正義論・不平等論への示唆
- 3.1. 分析結果のまとめ
- 3.2. マクロ水準における「機会の平等」原理
- 3.3. 「機会の平等」原理のバリエーション
- 3.4. 男女共同参画社会基本法
- 3.5. ミクロ-マクロ連結
文献
- Cavanagh M. 2002. Against Equality of Opportunity. Clarendon.
- Katz E. 1997. "The intra-household economics of voice and exit". Feminist economics. 3(3): 25-46.
- 本沢 巳代子. 1998. 離婚給付の研究. 一粒社.
- 永瀬 伸子. 2004. "離別母子家庭の就業と賃金経路". 社会政策学会第108回大会.
- OECD. 2001. OECD employment outlook, June 2001. Organisation for Economic Co-operation and Development.
- Ott N. 1992. Intrafamily bargaining and household decisions. Springer-Verlag.
- Roemer J. E. 1998. Theories of distributive justice. Harvard University Press.
- 盛山 和夫. 2008. "社会調査にとって本当の課題はなにか". 社会と調査. 1:6−12.
- 鈴木 眞次. 1992. 離婚給付の決定基準. 弘文堂.
- 田中 重人. 2008. "ライフスタイル中立的な平等政策へ". 編集= 辻村 みよ子 + 河上 正二 + 水野 紀子. ジェンダー法・政策研究叢書12 男女共同参画のために. 東北大学出版会. pp. 283-301.
- Tanaka S. 2008. "Career, family, and economic risks: a quantitative analysis of gender gap in post-divorce life". 2005年SSM調査シリーズ. 9: 21-33.
謝辞
二次分析に当たり、東京大学社会科学研究所附属日本社会研究情報センターSSJデータアーカイブから 第2回全国家族調査 (NFRJ03) (日本家族社会学会全国家族調査委員会) の個票データの提供を受けました。
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